現代アートを殺さないために : ソフトな恐怖政治と表現の自由

書誌事項

現代アートを殺さないために : ソフトな恐怖政治と表現の自由

小崎哲哉著

河出書房新社, 2020.12

タイトル別名

現代アートを殺さないために : ソフトな恐怖政治と表現の自由

タイトル読み

ゲンダイ アート オ コロサナイ タメ ニ : ソフト ナ キョウフ セイジ ト ヒョウゲン ノ ジユウ

大学図書館所蔵 件 / 158

この図書・雑誌をさがす

内容説明・目次

内容説明

日本が見て見ぬふりをしてきた政治権力と現代アートの関係性。“黄金の便器”作品をめぐるアメリカ大統領と美術館との対決、くすぶりつづける「あいちトリエンナーレ」問題、そしてウィルスと現代アート…『現代アートとは何か』の著者が“政治とアート”に勃発するさまざまな問題をえぐり出す。

目次

  • 1 白い家—トランピズムと米国の文化戦争(黄金の便器スキャンダル;「便器」をつくったアーティスト;公金をめぐる争い)
  • 2 黒い羊—あいちトリエンナーレと「表現の不自由」展(画期的だった国際芸術祭;「不自由展」はなぜ中止になったか;アート界による犯人捜し;天皇制と表現の自由)
  • 3 白いマスク—ポピュリスト政権vs.文化芸術(2014年に起こったふたつの変化;「美しい国」の「深み」の浅さ;第2次安倍政権下の規制)
  • 4 黒い病—感染症とアート表現(リアルとロマンの間に;不可視のものへの関心;「除け者」たちの戦い)
  • 終章 灰色の時代—世界は光を取り戻せるか(日米文化戦争の違い;新型コロナウイルスと現代アート;非接続のすすめ)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ