Bibliographic Information

造形思考

パウル・クレー著 ; 土方定一, 菊盛英夫, 坂崎乙郎訳

(ちくま学芸文庫, [ク25-2])

筑摩書房, 2016.5

Other Title

Das bildnerische Denken

Title Transcription

ゾウケイ シコウ

Available at  / 8 libraries

Note

文献目録: p315-321

作品目録: p322-334

1973年5月に新潮社より刊行されたものの文庫化

叢書番号はブックジャケットによる

Description and Table of Contents

Description

「『造形思考』は、レオナルドの数々の『手稿』に匹敵するといっても、おそらく誇張にはならないだろう」(「文庫版解説」より)。クレーの思索は、動力学、光学、解剖学にまで及ぶ。そして芸術の本質を、「見えるものをそのまま再現するのではなく、見えるようにすること」と見定める。形態そのものでなく形成や造形を捉えること。そして「運動」と「反対運動」の均衡を見出すことにより、構図上の平衡が成立するという。縦横無尽に走る思索は、まさに“普遍人”の再来というにふさわしい。

Table of Contents

造形フォルム論によせて(生成の基本概念 運動の造形。フォルムにいたる過程の強調 自然研究と結びついた造形論 過程と目標の緊張。本質と現象 自然と抽象;造形的全体の組成 運動有機体。組成の性格とその評価。領域と部分;純粋な色の秩序と本質 色彩関係を示す場でしめる位置 面上での色の有限な、および無限な運動 色の部分活動と色の全体性)

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Details

  • NCID
    BC04860111
  • ISBN
    • 9784480096029
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Original Language Code
    ger
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    350 p
  • Size
    15cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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