晩年のカント
著者
書誌事項
晩年のカント
(講談社現代新書, 2603)
講談社, 2021.1
- タイトル読み
-
バンネン ノ カント
大学図書館所蔵 全205件
  青森
  岩手
  宮城
  秋田
  山形
  福島
  茨城
  栃木
  群馬
  埼玉
  千葉
  東京
  神奈川
  新潟
  富山
  石川
  福井
  山梨
  長野
  岐阜
  静岡
  愛知
  三重
  滋賀
  京都
  大阪
  兵庫
  奈良
  和歌山
  鳥取
  島根
  岡山
  広島
  山口
  徳島
  香川
  愛媛
  高知
  福岡
  佐賀
  長崎
  熊本
  大分
  宮崎
  鹿児島
  沖縄
  韓国
  中国
  タイ
  イギリス
  ドイツ
  スイス
  フランス
  ベルギー
  オランダ
  スウェーデン
  ノルウェー
  アメリカ
この図書・雑誌をさがす
注記
カント略年表: p10
内容説明・目次
内容説明
還暦を過ぎ、ようやく購入した自宅。いっさいの装飾を欠いた空間で、家族とのつきあいも絶ち、老哲学者カントは何を考えていたのか?三批判書を書き上げ、名声を確かなものとした彼に起こった、ある筆禍事件とは?同業の哲学者は一度として招待せず、連日四〜五時間におよぶ食卓で繰り広げられる会話。女性や人種に対する高慢と偏見の集積。人の名前を覚えられなくなり、アルファベット順の引き出しをこしらえて会見に臨む姿。ケーニヒスベルク市内の年長の高齢者に対する異様な関心—。ある老哲学者の、ぎこちない下手な生き方を辿る。
目次
- 第1章 老哲学者の日常生活
- 第2章 『宗教論』による筆禍事件
- 第3章 フィヒテとの確執
- 第4章 政治に対する態度—『永遠平和論』
- 第5章 法と道徳—『人倫の形而上学』
- 第6章 宗教に対する態度—『学部の争い』
- 第7章 地上のあらゆるものへの興味—『人間学』『自然地理学』
- 第8章 老衰そして死
「BOOKデータベース」 より