茶の湯 : わび茶の心とかたち
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書誌事項
茶の湯 : わび茶の心とかたち
(中公文庫, [く18-3])
中央公論新社, 2021.1
- タイトル読み
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チャノユ : ワビチャ ノ ココロ ト カタチ
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注記
教育社 1977年刊の加筆修正
シリーズ番号はブックジャケットによる
にじり口はなぜ狭いのか? 廻しのみはいつ始まったのか? わび茶の儀礼などの芸態から独自の文化的価値を分析し、茶会の構造・空間・趣向の全体像を提示。下剋上を背景に発展した茶の湯を民俗学と芸能史の視点でとらえ直す。
内容説明・目次
内容説明
にじり口はなぜ狭いのか?廻しのみはいつ始まったのか?手水(ちょうず)に隠された意味とは?わび茶の儀礼や立ち居振る舞いなどの芸態から独自の文化的価値を分析、茶会の構造・空間・趣向の全体像を提示、茶筅や茶屋の歴史にも言及する。下剋上を背景に発展した茶の湯を民俗学と芸能史の視点でとらえ、新しい茶の湯の在り方を展望する。
目次
- 第1章 わび茶の創造(特異なる文化;にじり口と廻しのみ)
- 第2章 中世からの離脱(茶会の構造;茶室の空間;なぜ点前か)
- 第3章 茶人のふるまい(あぐらから正坐へ;あるきかたの源流;茶人のすがた;茶名と十徳)
- 第4章 茶会の趣向(趣向の成立;風流・やつし・見立て;季節感の登場)
- 第5章 わび茶の周辺(茶筅の歴史;茶屋の歴史)
- 史料による茶の歴史—茶の初見から千利休切腹まで
「BOOKデータベース」 より