二・二六事件の思想課題 : 三島事件への道程

書誌事項

二・二六事件の思想課題 : 三島事件への道程

野村幸一郎著

(新典社新書, 82)

新典社, 2021.2

タイトル別名

二二六事件の思想課題 : 三島事件への道程

タイトル読み

ニ ニロク ジケン ノ シソウ カダイ : ミシマ ジケン エノ ドウテイ

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内容説明・目次

内容説明

昭和史上最大のクーデター、二・二六事件。その裁判において、青年将校たちは北一輝の影響下にあったと断じられたが、はたしてそれは事実なのか?青年将校たちの証言と北一輝の思想をつぶさに比較検証しながら、その真相に迫る。さらに昭和四五年、三島由紀夫が憲法改正を訴え割腹自殺を遂げた、いわゆる三島事件についても、二・二六事件の影響を視野に収めつつ、その思想的道程をたどる。

目次

  • 第1章 青年将校たちの多様性
  • 第2章 民族主義と『共産党宣言』
  • 第3章 久野収と橋川文三の視点—北一輝と二・二六事件(一)
  • 第4章 アジア主義との関わり—北一輝と二・二六事件(二)
  • 第5章 内政への傾斜—北一輝と二・二六事件(三)
  • 第6章 違犯とエロティシズム—三島由紀夫と二・二六事件(一)
  • 第7章 疎外されるエクスタティコン—三島由紀夫と二・二六事件(二)
  • 第8章 幽顕一貫のゆくえ—三島由紀夫と二・二六事件(三)

「BOOKデータベース」 より

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