アメリカを動かす宗教ナショナリズム

書誌事項

アメリカを動かす宗教ナショナリズム

松本佐保著

(ちくま新書, 1553)

筑摩書房, 2021.2

タイトル読み

アメリカ オ ウゴカス シュウキョウ ナショナリズム

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注記

アメリカの人口の3分の1を占める「福音派」とは何か? 政治、経済、外交にまで影響を与える宗教ロビーの役割を解説。新型コロナ感染症に対するカトリック、福音派の動きや、バイデン新大統領誕生の秘密にも迫る。

文献: p217-227

内容説明・目次

内容説明

アメリカの社会、政治、外交を考える上で、宗教、すなわちキリスト教の役割ははずせない。伝統的なキリスト教が衰退する一方で、プロテスタントの非主流派「福音派」が政治化・多様化し、それがトランプ前大統領誕生へとつながり、世界に大きな影響を与えたのだ。福音派の歴史や信仰から現代社会に与える影響、アメリカでの宗教ロビーの役割をわかりやすく解説。新型コロナ感染症に対するカトリック、福音派の動きや、二〇二〇年大統領選挙に与えた影響も盛り込む。

目次

  • 第1章 トランプ再選の鍵を握っていた「福音派」
  • 第2章 「神の国アメリカ」で高まる宗教ナショナリズム
  • 第3章 いつから宗教票が大統領選挙で重視されるようになったのか
  • 第4章 宗教ナショナリズムが動かすアメリカ政治
  • 第5章 世界の宗教リーダーを目指すアメリカ「宗教の自由」外交
  • 第6章 「宗教と科学」の対立は、アメリカをどう動かすか

「BOOKデータベース」 より

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