なぜ戦争体験を継承するのか : ポスト体験時代の歴史実践
著者
書誌事項
なぜ戦争体験を継承するのか : ポスト体験時代の歴史実践
みずき書林, 2021.2
- タイトル読み
-
ナゼ センソウ タイケン オ ケイショウ スル ノカ : ポスト タイケン ジダイ ノ レキシ ジッセン
大学図書館所蔵 全117件
  青森
  岩手
  宮城
  秋田
  山形
  福島
  茨城
  栃木
  群馬
  埼玉
  千葉
  東京
  神奈川
  新潟
  富山
  石川
  福井
  山梨
  長野
  岐阜
  静岡
  愛知
  三重
  滋賀
  京都
  大阪
  兵庫
  奈良
  和歌山
  鳥取
  島根
  岡山
  広島
  山口
  徳島
  香川
  愛媛
  高知
  福岡
  佐賀
  長崎
  熊本
  大分
  宮崎
  鹿児島
  沖縄
  韓国
  中国
  タイ
  イギリス
  ドイツ
  スイス
  フランス
  ベルギー
  オランダ
  スウェーデン
  ノルウェー
  アメリカ
この図書・雑誌をさがす
注記
参考文献: p433-459
平和博物館関係研究文献リスト(二〇〇九-二〇一九) 福島在行編: p460-486
収録内容
- 課題としての〈ポスト戦争体験の時代〉 / 蘭信三著
- 継承とはなにか : 広島市立基町高校「原爆の絵」の取り組みから / 小倉康嗣著
- 開いた傷口に向き合う : アウシュヴィッツと犠牲者ナショナリズム / 田中雅一著
- 戦友会の質的変容と世代交代 : 戦場体験の継承をめぐる葛藤と可能性 / 遠藤美幸著
- 創作特攻文学の想像力 : 特攻体験者はどう描かれてきたか / 井上義和著
- 戦争体験の聞き取りにおけるトラウマ記憶の扱い / 森茂起著
- 戦争を〈体験〉するということ / 人見佐知子著
- 平和博物館は何を目指してきたか : 「私たち」の現在地を探るための一作業 / 福島在行著
- 英霊を祀る : 遊就館(靖国神社) / 山本晶子著
- 体験的継承から対話的継承へ : 長崎原爆資料館 / 深谷直弘著
- 原爆の災禍から何を学ぶのか : 広島平和記念資料館 / 根本雅也著
- 核の記憶とともに : 第五福竜丸展示館 / 市田真理著
- 地域からみる、観光が拡げる : 知覧特攻平和会館、太刀洗平和祈念館、人吉海軍航空基地資料館 / 清水亮著
- ともに働くという継承 : ひめゆり平和記念資料館 / 仲田晃子著
- 「平和と民主主義」のもとに : 立命館大学国際平和ミュージアム / 兼清順子著
- 〈国民〉の〈労苦〉 : 昭和館、しょうけい館 / 中村江里著
- 体験者でもわからないものとして空襲を捉え直す : 東京大空襲・戦災資料センター、戦争と平和の資料館ピースあいち / 木村豊著
- 「慰安婦」被害者と出会い、正義を求め行動する拠点 : アクティブ•ミュージアム「女たちの戦争と平和資料館」(wam) / 木下直子著
- 過去と対話する下伊那の歴史実践 : 満蒙開拓平和祈念館 / 山本めゆ著
- 平和博物館研究をより深く学ぶために / 福島在行著
- 「戦争体験」、トラウマ、そして、平和博物館の「亡霊」 / 今野日出晴著
内容説明・目次
内容説明
当事者なき世界の、忘却と想起のはざまで—戦後75年以上が経過し、“あの戦争”を体験した世代がいなくなりつつある。近い将来やってくる“体験者のいない世界”で、歴史記憶の継承はどのようにして可能なのか。そもそも私たちは、なぜそれを継承しなければならないのか。最新の研究と平和博物館の取り組みから、未来のための根源的な問いにせまる。
目次
- 課題としての“ポスト戦争体験の時代”
- 第1部 体験の非共有性はいかに乗り越えられるか(継承とはなにか—広島市立基町高校「原爆の絵」の取り組みから;開いた傷口に向き合う—アウシュヴィッツと犠牲者ナショナリズム;戦友会の質的変容と世代交代—戦場体験の継承をめぐる葛藤と可能性;創作特攻文学の想像力—特攻体験者はどう描かれてきたか ほか)
- 第2部 平和博物館の挑戦—展示・継承・ワークショップのグローバル化(総論 平和博物館は何を目指してきたか—「私たち」の現在地を探るための一作業;英霊を祀る—遊就館(靖国神社);体験的継承から対話的継承へ—長崎原爆資料館;原爆の災禍から何を学ぶのか—広島平和記念資料館 ほか)
- 「戦争体験」、トラウマ、そして、平和博物館の「亡霊」
「BOOKデータベース」 より