考証の世紀 : 十九世紀日本の国学考証派
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書誌事項
考証の世紀 : 十九世紀日本の国学考証派
吉川弘文館, 2021.3
- タイトル別名
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考証の世紀 : 十九世紀日本の国学考証派
近世・近代移行期における「国学考証派」の学問とその方法
- タイトル読み
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コウショウ ノ セイキ : ジュウキュウセイキ ニホン ノ コクガク コウショウハ
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注記
学位請求論文「近世・近代移行期における「国学考証派」の学問とその方法」 (筑波大学, 2020年提出) に加筆、修正し改題したもの
収録内容
- 「国学考証派」研究の視点
- 寛政の改革と「国学考証派」の登場
- 考証の浸透
- 幕末期における「国学考証派」の機能
- 屋代弘賢の歴史考証
- 小中村清矩の「六国史」考証
- 木村正辞の『万葉集』考証
- 小中村清矩・木村正辞の官省出仕と考証実務
- 「国学考証派」の後継者としての池辺義象
- 「国学考証派」の歴史的意義
内容説明・目次
内容説明
十九世紀、文献や古器物等に基づき歴史的事実の解明に尽くした「国学考証派」の活動は、その後の人文系諸学の基礎となった。彼らはいかに登場して学問領域を築き、深化させていったのかを、考証の方法や実践、集団関係の形成に着目しながら追究。明治維新後の実証的学問への継承までを論じ、その歴史的意義を解き明かす。国学・史学史研究に必備。
目次
- 「国学考証派」研究の視点
- 第1部 江戸時代後期における「国学考証派」(寛政の改革と「国学考証派」の登場;考証の浸透;幕末期における「国学考証派」の機能)
- 第2部 「国学考証派」の方法とその深化(屋代弘賢の歴史考証—『古今要覧稿』の編纂とその周辺;小中村清矩の「六国史」考証—明治版「国史大系」の編纂とその方法;木村正辞の『万葉集』考証—旧蔵書からみる研究方法)
- 第3部 「国学考証派」にとっての明治(小中村清矩・木村正辞の官省出仕と考証実務;「国学考証派」の後継者としての池辺義象)
- 「国学考証派」の歴史的意義
「BOOKデータベース」 より