東アジアのなかの日本文化

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東アジアのなかの日本文化

村井章介著

北海道大学出版会, 2021.3

Title Transcription

ヒガシアジア ノ ナカ ノ ニホン ブンカ

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Note

放送大学教育振興会 2005年刊の改訂増補

参考文献: 各章末

Description and Table of Contents

Description

日本文化はいかにして形成されたのか。日本文化なるものは最初からあったのではない、東アジアの交流を母胎として生み出されてきたのである—。文化を政治や外交との絡み合いのなかで捉え、対中国・朝鮮、蝦夷地、琉球、境界の島々(竹島や尖閣諸島)を視野に入れ、日本文化の形成と諸相を縦横に論じる。

Table of Contents

  • 遣唐使と中国文化の輸入
  • 破綻する「小中華帝国」
  • エミシからエゾ、そして平泉王国へ
  • 渤海使節と詩を競う
  • 生身の釈迦、海を渡る
  • 刀伊の入寇、被害者の証言
  • 海に開かれた窓、博多と寧波
  • 朝鮮渡来の海洋性陶器、カムィヤキの世界
  • 宋へ渡ろうとした鎌倉将軍
  • 蒙古襲来と異文化接触
  • 看板としての寺社造営料唐船
  • 輸入文化としての禅宗
  • 文化史上の「日本国王源道義
  • 一五世紀日朝交隣外交と漢詩
  • 外交僧雪舟と「実用絵画」論
  • 古琉球と「女の領域」
  • 対馬のサバイバルゲーム
  • 東アジア知識人の共有文化
  • 明清交代を見すえる朝鮮と日本
  • 境界域としての竹島・尖閣諸島

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