ポスト社会主義の政治 : ポーランド、リトアニア、アルメニア、ウクライナ、モルドヴァの準大統領制

書誌事項

ポスト社会主義の政治 : ポーランド、リトアニア、アルメニア、ウクライナ、モルドヴァの準大統領制

松里公孝著

(ちくま新書, 1559)

筑摩書房, 2021.3

タイトル別名

ポーランドリトアニアアルメニアウクライナモルドヴァの準大統領制

タイトル読み

ポスト シャカイ シュギ ノ セイジ : ポーランド、リトアニア、アルメニア、ウクライナ、モルドヴァ ノ ジュンダイトウリョウセイ

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内容説明・目次

内容説明

約三〇年前、ソ連・東欧の社会主義政治体制は崩壊した。議会制=ソヴェト制の外観の下、一党制または事実上の単一政党制を採用していた国々は、複数政党制を前提とする新しい政治体制への転換を迫られた。以来現在まで、これらの国々では幾度となく政治体制の変更が行われ、それは時に暴力を伴う。この政治体制のダイナミックな変化を理解する鍵となるのが、ポスト社会主義圏に多く見られる「準大統領制」というシステムである。地政学的対立とポピュリズムに翻弄されたソ連崩壊後の三〇年を、大統領・議会・首相の関係から読み解く。

目次

  • 序章 準大統領制とは何か
  • 第1章 共産党体制からの移行のロードマップ
  • 第2章 ポーランド—首相大統領制の矛盾
  • 第3章 リトアニア—首相大統領制とポピュリズム
  • 第4章 アルメニア—一党優位制と強い議会の結合
  • 第5章 ウクライナ—権力分散的準大統領制
  • 第6章 モルドヴァ—議会大統領制から準大統領制への回帰
  • 終章 地政学的対立とデモクラシー

「BOOKデータベース」 より

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