三八式歩兵銃 : 日本陸軍の七十五年
著者
書誌事項
三八式歩兵銃 : 日本陸軍の七十五年
(ちくま学芸文庫, [カ53-1])
筑摩書房, 2021.3
- タイトル別名
-
三八式歩兵銃 : 日本陸軍の七十五年
38式歩兵銃 : 日本陸軍の75年
- タイトル読み
-
サンパチシキ ホヘイジュウ : ニホン リクグン ノ シチジュウゴネン
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注記
白金書房 1975年刊の文庫化
シリーズ番号はブックジャケットによる
主なる参考文献: p733
内容説明・目次
内容説明
明治の創設から昭和の解体まで、本書は日本陸軍75年の歴史を描いた全史である。三八式歩兵銃は、かつての日本の若人なら誰もが一度は手にした兵器であり、軍の象徴であった。旅順の堅塁を白欅隊が肉弾突撃したとき、あるいは特攻隊将兵が爆薬もろとも敵艦に突入していったとき、日本陸軍は何をしたか。日清・日露・第一次世界大戦・日中・太平洋戦争における日本陸軍の行動を密度高く記述する。元・陸軍中佐の著者は「無数の将兵の苦闘を偲びながら、これに報いえなかった陸軍のふがいなさの因果を明らかにしようとした」と述懐する。兵器写真を多数完備した、軍事資料としても貴重な、渾身の興亡全史。
目次
- 肉弾
- 明治の新軍
- 国防軍を目指して
- 日清戦争
- 日露戦争
- 日露再戦に備えて
- 攻撃精神
- 藩閥、軍閥をたおせ
- 世界大戦
- 二流に墜ちた陸軍
- 騒乱のアジア大陸
- 停頓する陸軍
- 再びロシアをにらんで
- 日中戦争
- 第二次世界大戦
- 戦力なき戦い
「BOOKデータベース」 より