家族と国家は共謀する : サバイバルからレジスタンスへ

書誌事項

家族と国家は共謀する : サバイバルからレジスタンスへ

信田さよ子 [著]

(角川新書, [K-351])

KADOKAWA, 2021.3

タイトル読み

カゾク ト コッカ ワ キョウボウ スル : サバイバル カラ レジスタンス エ

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注記

主要参考文献一覧: p245-248

シリーズ番号はブックジャケットによる

内容説明・目次

内容説明

家族と国家は、共に最大の政治集団である。DV、虐待、性犯罪。家族は以心伝心ではなく同床異夢の関係であり、暴力的な存在なのだ。イエは「国家のミニチュア」に陥りやすい。その中で、私たちは日々闘っているといえる。絶え間ない加害に被害者がとる愛想笑いも自虐も、実はサバイバルを超えたレジスタンスなのだ。加害者更生の最前線と、心に砦を築きなおす新概念を熟練のカウンセラーが伝える!

目次

  • まえがき—母の増殖が止まらない
  • 第1部 家族という政治(母と息子とナショナリズム;家族は再生するのか—加害・被害の果てに;DV支援と虐待支援のハレーション;面前DVという用語が生んだもの;「DV」という政治問題;家族の構造改革)
  • 第2部 家族のレジスタンス(被害者の不幸の比較をどう防ぐか;加害者と被害者が出会う意味;加害者アプローチこそ被害者支援;レジリエンスからレジスタンスへ;心に砦を築きなおす)
  • あとがき—知識はつながりを生むのだ

「BOOKデータベース」 より

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