民俗学の思考法 : 「いま・ここ」の日常と文化を捉える
著者
書誌事項
民俗学の思考法 : 「いま・ここ」の日常と文化を捉える
慶應義塾大学出版会, 2021.3
- タイトル別名
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Thinking like a folklorist
民俗学の思考法 : いまここの日常と文化を捉える
- タイトル読み
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ミンゾクガク ノ シコウホウ : イマ ココ ノ ニチジョウ ト ブンカ オ トラエル
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注記
その他の編者: 門田岳久, 及川祥平, 田村和彦, 川松あかり
参考文献あり
収録内容
- 生きるための民俗学へ : 日常とヴァナキュラー / 島村恭則
- 過去に縛られながら未来に向かう : 世相と歴史 / 岩本通弥
- 文化を伝え、演じ、作り出す : 芸能とパフォーマンス / 周星
- ソーシャルメディアは伝承母体になりうるか : ハナシとメディア / 法橋量
- 暮らしのなかのブラックボックス : 科学技術とフォークロア / フェルトカンプ, エルメル
- モノを使う、モノに使われる : 生活と生態 / 田村和彦
- 何も信じられるものがない時代の宗教性 : 信仰と実践 / 門田岳久
- なぜ文化を遺しておかなくてはならないのか : 文化遺産と制度 / 川松あかり
- 災害多発時代に命と暮らしを守る : 防災・減災と復興 / 山泰幸
- 超高齢時代のまちづくり : 地域コミュニティと場づくり / 山泰幸
- 変わりゆく家族のかたち : 親族とつながり / 岩本通弥
- グローバリゼーションとモビリティ : 移動と越境 / 島村恭則
- 着て、食べて、住まい続ける : 生活と衣食住 / 及川祥平
- 新しい生き方と死に方 : 人生と儀礼 / 及川祥平
- 民俗 / 室井康成
- 文化の伝達 / 重信幸彦
- 中央と周辺 / 島村恭則
- 日常 / 岩本通弥
- 伝統とイデオロギー / 重信幸彦
- ヴァナキュラー / 島村恭則
- 都市 / 岩本通弥
- 世相 / 室井康成
- 民俗学の人間モデル / 門田岳久
- 自治と互助 / 金子祥之
- ノスタルジーと郷土 / 法橋量
- 近代化 / 田村和彦
- ジェンダー / 加賀谷真梨
- 文化人類学と民俗学 / 島村恭則
- 教育 / 施尭
- フォークロリズム / 法橋量
- ネット社会の民俗 / 飯倉義之
- 美 / 施尭
- ライフコース / 及川祥平
- 語り / 川松あかり
- 記憶 / 及川祥平
- 自然 / 松田睦彦
- 宗教的なるもの / 及川祥平
- ケア / 加賀谷真梨
- 地域 / 朴承賢
- 公共民俗学 / 金子祥之
- 世界の民俗学 / 田村和彦
- フェス・イベントと祭り・行事 / 俵木悟
- 文化政策 / 俵木悟
- フィールドワーク / 門田岳久
- エスノグラフィー / 門田岳久
- 働く / 加賀谷真梨
- 差別 / 辻本侑生
- 地域差/地域性 / 鈴木洋平
- サブカルチャーと民俗学 / 飯倉義之
- 複数の民俗学 / 門田岳久
内容説明・目次
内容説明
いま・ここにある人びとの生を、その生活や日常、文化を、ミクロな視点と同時代の世相や社会との絡みのなかで捉える民俗学。だから、SNSも科学技術もグローバリゼーションだって扱う。民俗学の基本的な考え方を初学者向けにわかりやすく解説する、決定版テキスト!民俗学の重要な概念や人名、理論、事例などを丁寧に解説するキーワード集36を収録。
目次
- 第1部 “いま・ここ”を捉える思考法(生きるための民俗学へ—日常とヴァナキュラー;過去に縛られながら未来に向かう—世相と歴史;文化を伝え、演じ、作り出す—芸能とパフォーマンス;ソーシャルメディアは伝承母体になりうるか—ハナシとメディア;暮らしのなかのブラックボックス—科学技術とフォークロア ほか)
- 第2部 現代民俗学を読み解くキーワード36(民俗;文化の伝達;中央と周辺;日常;伝統とイデオロギー ほか)
「BOOKデータベース」 より