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東アジアの尊厳概念

加藤泰史, 小倉紀蔵, 小島毅編

法政大学出版局, 2021.3

Title Transcription

ヒガシアジア ノ ソンゲン ガイネン

Available at  / 99 libraries

Note

文献あり

Contents of Works

  • バイオエシックスと生命倫理学の間 : 医学者の「尊厳」理解 / 加藤泰史著
  • 野間宏文学における「弱者の生」から逆照射される「尊厳」 / ギブソン松井佳子著
  • 如空の衆生を度す : 仏教における人間の尊厳と個の尊重 / 前川健一著
  • 林羅山における自由と身分秩序 : 『性理字義諺解』に着目して / 武田祐樹著
  • 人間の尊厳と「極東の偉大な諸宗教」 : ヨーロッパの人間観に対するルソーの異議申立て / 松田純著
  • 現代新儒家牟宗三のカント理解 / 小島毅著
  • 中国憲法史における尊厳概念 : その背後にある政治思想 / 中村元哉著
  • 求むれば則ち之を得、舎つれば則ち之を失ふ : 人間の尊厳に対する儒教の立場からの考究姿勢について / 倪培民著 ; 中澤武訳
  • 中国の伝統における人権 / スティーブン・C・アングル著 ; 齋藤元紀訳
  • 儒教的な人間の尊厳に向けて / 王小偉著 ; 陳健成訳
  • 人間の尊厳の儒教的概念 / 李亜明著 ; 高畑祐人訳
  • 台湾の終末期医療の法制化における尊厳概念の変遷 : 家族代理決定から自己決定権への道 / 鍾宜錚著
  • 暴力としての歴史認識 / 小倉紀蔵著
  • 韓国で人間尊厳性概念の開新を目指して公共哲学する : 独話的概念創出から対話的概念開新への試み / 金泰昌著
  • 社会的生命力の源泉としての尊厳 : 安重根『東洋平和論』を手がかりに / 片岡龍著
  • 三魂論について : 西洋哲学と朝鮮儒教の出会い / 金光来著

Description and Table of Contents

Description

尊厳の多元化へ。伝統、仏教、儒教、人権、公共、歴史認識、生命と死、そして人間へ。「尊厳」という言葉の意味が持つ差異性と同一性に多角的な焦点を当て、相互理解への道を開く。関連文献の読書案内コラムも付す。

Table of Contents

  • 第1部 日本関係編(バイオエシックスと生命倫理学の間—医学者の「尊厳」理解;野間宏文学における「弱者の生」から逆照射される「尊厳」;如空の衆生を度す—仏教における人間の尊厳と個の尊重 ほか)
  • 第2部 中国関係編(現代新儒家牟宗三のカント理解;中国憲法史における尊厳概念—その背後にある政治思想;求むれば則ち之を得、舎つれば則ち之を失ふ—人間の尊厳に対する儒教の立場からの考究姿勢について ほか)
  • 第3部 朝鮮(韓国)関係編(暴力としての歴史認識;韓国で人間尊厳性概念の開新を目指して公共哲学する—独話的概念創出から対話的概念開新への試み;社会的生命力の源泉としての尊厳—安重根『東洋平和論』を手がかりに ほか)

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