上代歌謡と儀礼の表現
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上代歌謡と儀礼の表現
(研究叢書, 535)
和泉書院, 2021.3
- タイトル読み
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ジョウダイ カヨウ ト ギレイ ノ ヒョウゲン
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収録内容
- 上代歌謡研究のこれから
- 古事記歌謡論
- 歌謡と芸能
- 『古事記』二九番歌
- 『古事記』三三番歌「我が置きし剣の大刀その大刀はや」考
- 天皇の大御葬に歌ふ歌
- 『古事記』五二番歌における敬語表現
- 「仁徳記」黒日売の物語に見える「山方地」と「夜麻賀多」
- 秦造河勝と常世の神の歌謡
- 日本書紀歌謡からみた斉明朝
- 『延喜式』巻第八「六月晦大祓」の祝詞に見える祓戸四神について
- 宮廷及び伊勢神宮という制度
- 伊勢内宮遷宮杵築祭歌謡の形成
- 『万葉集』巻一五・三六八八番歌に見える「遠の朝廷」について
- 「海ゆかば」歌考
内容説明・目次
内容説明
王権の拠って立つ環境の中で歌謡が担う機能や性質を明らかにする。歌謡をテキスト内部の表現として分析することに加え、テキストをとりまく歴史的、政治的、そして何より文学的環境の中にあるものとしてその表現の一つ一つを丹念に検証。『古事記』『日本書紀』所載歌謡、『万葉集』「遠の朝廷」「海ゆかば」歌から『琴歌譜』所載歌謡、『延喜式』六月晦大祓祝詞、伊勢内宮遷宮杵築祭歌謡、明治天皇御大喪における誄歌までを王権儀礼の視点から分析。
目次
- 第1編 上代歌謡の表現(上代歌謡論;『古事記』歌謡;『日本書紀』歌謡)
- 第2編 王権儀礼と律令官人の表現(王権儀礼と祭祀の表現;遣新羅使・武人の表現)
「BOOKデータベース」 より