書誌事項

キリシタン歴史探求の現在と未来

川村信三編

教文館, 2021.3

タイトル読み

キリシタン レキシ タンキュウ ノ ゲンザイ ト ミライ

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注記

キリスト教史学会第70回大会 (会期・会場: 2019年9月13日-14日:上智大学) の1日目午後に開催したシンポジウム「キリシタン研究の再考--過去・現在・未来」を元にしたもの

監修: キリスト教史学会

新たなステージを迎えた、我が国のキリシタン研究。第一線の研究者たちの先進的な論考を収録し、他分野と連携した学際的でグローバルな史学に向けた提言を示す。キリスト教史学会第70回大会のシンポジウムをもとに書籍化。

収録内容

  • キリシタン研究の過去・現在・未来 / 川村信三
  • きりしたん研究の歴史観的転回と受容史構築への見通し / 東馬場郁生
  • 日本近世史におけるキリシタン史研究 / 村井早苗
  • キリシタン禁制史の研究状況と課題 / 清水有子
  • 属性論で読み解く潜伏キリシタンと村社会 / 大橋幸泰
  • キリシタン時代の神学と良心問題 / 浅見雅一
  • キリシタン信仰と宗教の民衆化 / 狭間芳樹
  • 細川ガラシャ研究の現在 / 安廷苑
  • イエズス会宣教師と紙 / 森脇優紀

内容説明・目次

内容説明

キリシタン研究の最前線!我が国におけるキリシタン研究は、既知の史資料を多様な文脈から吟味し、「分析」と「解釈」を深化させる新たなステージを迎えた。本論集では学界をリードする第一線の研究者たちによる先進的な諸論考を収録、他分野と連携した学際的でグローバルな史学に向けた示唆に富む提言を示す。

目次

  • 序章 キリシタン研究の過去・現在・未来
  • 第1章 きりしたん研究の歴史観的転回と受容史構築への見通し
  • 第2章 日本近世史におけるキリシタン史研究—特に絵踏について
  • 第3章 キリシタン禁制史の研究状況と課題
  • 第4章 属性論で読み解く潜伏キリシタンと村社会
  • 第5章 キリシタン時代の神学と良心問題
  • 第6章 キリシタン信仰と宗教の民衆化—死生観に見るキリスト教受容の様相
  • 第7章 細川ガラシャ研究の現在
  • 第8章 イエズス会宣教師と紙—キリシタン関係諸史料への古文書料紙研究の応用

「BOOKデータベース」 より

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