「した」「している」の世界
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「した」「している」の世界
(日本語のテンス・アスペクト研究を問い直す = Reconsidering tense and aspect in Japanese / 庵功雄編, 2)
ひつじ書房, 2021.3
- タイトル別名
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The world of "shita" and "shiteiru"
したしているの世界
- タイトル読み
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シタ シテ イル ノ セカイ
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注記
参考文献あり
索引あり
現在の研究水準における様々な立場からの、日本語のテンス・アスペクト研究の前線と今後の展望を示す。2は、テンス・アスペクト・ムードに関わる「した」「している」の特徴を多面的に捉える。
内容説明・目次
目次
- 形態論・活用論から見る「した」
- 時制形式の有無と副詞節のタイプ
- 現代日本語のテンス・アスペクト体系におけるテンス表示部の機能について
- 染み込み速度と「た」—さまざまな現象の中で
- 現代日本語の「した」の成立過程
- 東北方言から見る「した」とムード
- 英語の「した」
- 日・英語物語談話における時制形選択
- テイルの1つの意味
- 体感度の高さに動機づけられる「て(い)る」「た」に関する覚え書き—世界モデルへの潤色を通して
- 無標の否定形式としてのシテイナイ
- 現代日本語のムードを表す形式についての一考察
- アスペクト研究における形式と意味の関係の記述方法を問い直す—テイルの発達を踏まえて
「BOOKデータベース」 より