書誌事項

モノとメディアの人類学

藤野陽平, 奈良雅史, 近藤祉秋編

(「シリーズ」メディアの未来, 12)

ナカニシヤ出版, 2021.3

タイトル別名

Anthropology of things and media

タイトル読み

モノ ト メディア ノ ジンルイガク

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注記

引用・参考文献: 章末

収録内容

  • メディアと人類学の微妙な関係を乗り越えよう : 新しい社会とメディアのエスノグラフィに向けて / 藤野陽平著
  • 情報行動におけるメディア選択 : モンゴル遊牧民の携帯電話利用を事例に / 堀田あゆみ著
  • メディアのなかの芸能/「メディア」としての芸能 : バリ島の奉納舞踊の事例から / 吉田ゆか子著
  • スマホ時代のメディア人類学 / 原知章著
  • メディアのまなざしを拒む場所 : 視覚情報の欠如から「聖地」と「カメラ」の関係を考える / 大道晴香著
  • 「伝統文化」をめぐるメディア人類学のフィールド : 中国客家社会における福建土楼を事例として / 小林宏至著
  • ダークツーリズムの複雑さ : メディアが作りだす、メディアを見る観光 / 市野澤潤平著
  • 先住民とメディア生産 : 台湾原住民をめぐる2つの映像作品から / 田本はる菜著
  • 祭礼とメディアの民俗学 : 「佐原の大祭」における新たなメディアの活用をめぐって / 塚原伸治著
  • ヴァーチャルとリアルのもつれ合い : 中国雲南省昆明市におけるムスリム・コミュニティの変容 / 奈良雅史著
  • 和製コンテンツ文化の海外受容 : 香港ポケモン翻訳事件に映る複雑な様相 / アルベルトゥス=トーマス・モリ著
  • 仮想空間はいかに解体されたか : 『ポケモン』における多様性と標準化 / 久保明教著
  • メディアとしてのカフェ : コピティアムと消費されるノスタルジア / 櫻田涼子著
  • メディアとしての銅像 : 銅像は何を伝えるのか / 高山陽子著
  • メディアの物質的基盤 : とりわけ映像メディアに着目して / 飯田卓著
  • 端末持って、狩りへ出よう : SNS時代の内陸アラスカ先住民 / 近藤祉秋著
  • デジタル民族誌の実践 : コロナ禍中の民族誌調査を考える / 近藤祉秋著

内容説明・目次

内容説明

メディアを考える際にモノを考えなければならないのはなぜか。ヒトとモノとのかかわりを通じてメディアと社会の関係を文化人類学的に考える。

目次

  • 第1部 新しいメディア・新しいフィールド(メディアと人類学の微妙な関係を乗り越えよう—新しい社会とメディアのエスノグラフィに向けて;情報行動におけるメディア選択—モンゴル遊牧民の携帯電話利用を事例に;メディアのなかの芸能/「メディア」としての芸能—バリ島の奉納舞踊の事例から;スマホ時代のメディア人類学)
  • 第2部 交差する見る・見られる関係(メディアのまなざしを拒む場所—視覚情報の欠如から「聖地」と「カメラ」の関係を考える;「伝統文化」をめぐるメディア人類学のフィールド—中国客家社会における福建土楼を事例として;ダークツーリズムの複雑さ—メディアが作りだす、メディアを見る観光;先住民とメディア生産—台湾原住民をめぐる2つの映像作品から)
  • 第3部 メディアがつなぐ新しいコミュニティ(祭礼とメディアの民俗学—「佐原の大祭」における新たなメディアの活用をめぐって;ヴァーチャルとリアルのもつれ合い—中国雲南省昆明市におけるムスリム・コミュニティの変容;和製コンテンツ文化の海外受容—香港ポケモン翻訳事件に映る複雑な様相;仮想空間はいかに解体されたか—『ポケモン』における多様性と標準化)
  • 第4部 メディアがつなぐ新しいモノとヒト(メディアとしてのカフェ—コピティアムと消費されるノスタルジア;メディアとしての銅像—銅像は何を伝えるのか;端末持って、狩りへ出よう—SNS時代の内陸アラスカ先住民;デジタル民族誌の実践—コロナ禍中の民族誌調査を考える)

「BOOKデータベース」 より

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