米国における協働的な学習の理論的・実践的系譜
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書誌事項
米国における協働的な学習の理論的・実践的系譜
東信堂, 2021.3
- タイトル別名
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米国における協働的な学習の理論的実践的系譜
- タイトル読み
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ベイコク ニオケル キョウドウテキ ナ ガクシュウ ノ リロンテキ・ジッセンテキ ケイフ
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注記
博士論文「米国における協働的な学習の理論的・実践的系譜に関する研究 : 『協同学習』および『協調学習』の成立と展開」 (京都大学, 2020年) に加筆・修正を施し, 再構成したもの
引用・参考文献一覧: p281-[320]
内容説明・目次
内容説明
学生間の「協働的な学習」が教育に求められるようになって久しいが、その本質的意味を吟味せず無批判に授業形式だけを享受しても、それは名ばかりのものとなってしまうだろう。本書は、同一視されがちな「協同学習」や「協調学習」と明確に区分し、それぞれの教育理論家・実践家の系譜を丁寧に辿ることで、20世紀の米国で培われた「協働的な学習」のルーツを明らかにする。教育諸分野にかかわる研究者のみならず、現場の小・中・高・大学の教員の授業実践にも核心を与える挑戦作である。
目次
- 第1部 協同学習の成立・展開過程—知識・スキルの習得を保障する方法の探究(協同学習と進歩主義教育の関係;D.W.ジョンソンによる協同学習の定式化;協同学習研究の広がりと技法開発のアプローチ;R.E.スレイヴィンの協同学習と学校改革)
- 第2部 協調学習の成立・展開過程—共同体における「文化」への参加と創造(K.A.ブラフィーによる文化再変容としての協調学習;文化—歴史理論の拡張と「協調」の追求;認知的徒弟制における協調学習の役割;G.スタールによる「グループ認知」理論)
「BOOKデータベース」 より