ジェイン・オースティンのグロテスクな笑い : 困った人たち
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書誌事項
ジェイン・オースティンのグロテスクな笑い : 困った人たち
春風社, 2021.3
- タイトル別名
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ジェインオースティンのグロテスクな笑い : 困った人たち
- タイトル読み
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ジェイン・オースティン ノ グロテスクナ ワライ : コマッタ ヒト タチ
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注記
参考文献: p287-296
内容説明・目次
内容説明
人間の愚かさや醜さを典雅なユーモアで包み込み、怒りを笑いに昇華させるオースティン。初期の作品群、中期の『高慢と偏見』、後期の『エマ』を取りあげ、それぞれの作品における笑いの性質とその変化を明らかにする。
目次
- 世の中、嫌な人ばかり
- 第1部 初期作品(暴力と犯罪にまみれた世界)
- 第2部 中期長編小説『高慢と偏見』(娘の結婚に躍起となるミセス・ベネット;愛とは無縁のミスター・コリンズ)
- 第3部 後期長編小説『エマ』(自分を中心に世界が回る—ミスター・ウッドハウス;劣等意識に囚われるエルトン夫妻;オースティンの人間哲学を読む—ミス・ベイツ)
- 第4部 『エマ』における諸問題(他者と比べる人々—優劣に囚われるエマ;エマと不機嫌な人々;『エマ』における「施し」と見返り)
「BOOKデータベース」 より