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小説と映画の世紀

菅野昭正著

未來社, 2021.4

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ショウセツ ト エイガ ノ セイキ

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Description and Table of Contents

Description

小説と映画をつうじて20世紀という時代が後世のために綴った遺言。20世紀の名作+名画を批評的に解体・復元する快著。

Table of Contents

  • 美神の魔に憑かれて—トーマス・マン『ヴェネツィアに死す』
  • 知られざる裁き手を求めて—フランツ・カフカ『審判』
  • 革命に敗れたひとびと—ボリス・パステルナーク『ドクトル・ジバゴ』
  • 東は東、西は西—E.M.フォースター『インドへの道』
  • 空虚と狂躁の果てに—ピエール・ドリュ・ラ・ロシェル『ゆらめく炎』
  • 共和主義のために—アーネスト・ヘミングウェイ『誰がために鐘は鳴る』
  • メコン河を遠く離れて—マルグリット・デュラス『愛人』
  • 不条理との遭遇—アルベール・カミュ『異邦人』
  • 平和の功罪—グレアム・グリーン『第三の男』
  • 国家管理と暴力の行方—アントニイ・バージェス『時計じかけのオレンジ』
  • 国家管理と暴力の行方—アントニイ・バージェス『時計じかけのオレンジ』
  • 永劫回帰と非回帰—ミラン・クンデラ『存在の耐えられない軽さ』
  • 時代を映す薔薇—ウンベルト・エーコ『薔薇の名前』

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