古代ローマ人の危機管理
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古代ローマ人の危機管理
九州大学出版会, 2021.5
- タイトル読み
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コダイ ローマジン ノ キキ カンリ
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注記
JSPS科研費18H03806および18H00732 (ヘルクラネウムに関する部分) の成果を含む
平成26-29 (2014-2017) 年度セコム科学技術振興財団研究助成 「古代ローマ帝国の防災・防犯マネジメント」 の成果が根幹をなす
内容説明・目次
内容説明
前1〜後3世紀に栄華を誇った古代ローマ帝国にも、盗難・火災・洪水・疫病など、現代にも共通する数々の脅威が存在した。豊かな都市生活を襲う様々な危機に人々はどう対処したのか?ウェスウィウス火山の噴火で滅んだポンペイ、泥流の下に沈んだヘルクラネウム、ローマの外港として栄えたオスティア—三大遺跡での調査から、古代ローマ人のリスクマネジメントの実像に迫る。火災の痕跡写真や実測データをもとにした水没シミュレーション、浴場の断面図等多数の写真・図版から、古代都市をビジュアルで解説。
目次
- 第1のリスク 盗難(ポンペイの都市住宅;ポンペイ住宅の敷居と鍵 ほか)
- 第2のリスク 火災(古代ローマの建築規制と文献に見る都市住宅;古代ローマ建築の実際 ほか)
- 第3のリスク 洪水(オスティアを構成する建物群;オスティアにおけるかさ上げ ほか)
- 第4のリスク 疫病(古代ローマを襲った疫病;リスクとしての人口 ほか)
「BOOKデータベース」 より