近代日本の美術思想 : 美術批評家・岩村透とその時代
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近代日本の美術思想 : 美術批評家・岩村透とその時代
白水社, 2021.5
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近代日本の美術思想 : 美術批評家岩村透とその時代
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キンダイ ニホン ノ ビジュツ シソウ : ビジュツ ヒヒョウカ・イワムラ トオル ト ソノ ジダイ
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索引あり
岩村透(1870-1917)主要年譜[および没後行事年譜]: 巻末p20-32
岩村透全著作一覧(年代順): 巻末p34-63
岩村透著書一覧: 巻末p64-65
岩村透関連研究書誌: 巻末p92-97
参考文献一覧: 巻末p98-167
Description and Table of Contents
Description
黒田清輝や森鴎外の盟友でありながら、忘却の彼方となった美術批評家・岩村透。美校初代の西洋美術史教授の彼は、一九一〇年代の日本で、百年後の「美術と社会」を見据え、美術ジャーナリズムやアーツマネジメントを展開。言論統制下に美術行政を論じ、文学・絵画・彫刻・工芸から建築にまで及ぶ仕事の全貌を辿る。研究三十年、執筆十年に及ぶ畢生の大著、今ここに成る。
Table of Contents
- 第5部 美術行政とアーツマネジメントの先駆者(「美術問題」の輿論形成に向けて—“時言”“週報言”の戦略;海外美術情報の領分—生きて動く世界美術史;『日本美術年鑑』の百年—国内美術情報収集の意味とその継承者たち;美術行政とアーツマネジメントへのめざめ—国民美術協会という遺産;美術と建築、技芸家と社会;歴史が照らすもの—美術行政とアーツマネジメントの先駆者)
- 第6部 途絶された旅路—岩村教授復職却下事件の真相(ボヘミアニズムの光と闇—岩村教授復職却下事件の真相と高等遊民問題;幻の著作—二言語使用者の夢)
- 大樹の倒れたあとに—岩村透没後十年忌(一九二六年)本瑞寺所蔵追善作品群の意味
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