リベラル国家と宗教 : 世俗主義と翻訳について
著者
書誌事項
リベラル国家と宗教 : 世俗主義と翻訳について
人文書院, 2021.4
- タイトル別名
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Secular translations : nation-state, modern self, and calculative reason
- タイトル読み
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リベラル コッカ ト シュウキョウ : セゾク シュギ ト ホンヤク ニツイテ
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注記
2017年4月にコロンビア大学で行ったルース・ベネディクト講義に若干の加筆をしたもの
原著 (Columbia University Press, 2018) の全訳
内容説明・目次
内容説明
近代リベラル国家の原理とされる宗教と政治の分離。しかし、それは本当に可能なのか。著者は、宗教と世俗の根源的で複雑な絡み合いに目を凝らし、「翻訳」概念を導きの糸としてその関係を解きほぐしていく。平等概念の再考、宗教的言説の翻訳可能性と不可能性の意味、国民国家の問い直しなどをめぐって、宗教学のみならず政治学、哲学、人類学など多様な知を横断し、深き射程が示される、碩学の到達点。
目次
- 第1章 世俗的平等と宗教的言語
- 第2章 翻訳と感覚ある身体
- 第3章 仮面・安全・数の言語
「BOOKデータベース」 より