日本思想史の現在と未来 : 対立と調和

書誌事項

日本思想史の現在と未来 : 対立と調和

前田勉, 苅部直編

ぺりかん社, 2021.5

タイトル読み

ニホン シソウシ ノ ゲンザイ ト ミライ : タイリツ ト チョウワ

大学図書館所蔵 件 / 107

この図書・雑誌をさがす

収録内容

  • 思想史研究を時代区分から救い出すには / 松田宏一郎著
  • 道元の時間論から見た卍山道白における「復古」について / 頼住光子著
  • 生身仏の時代 : 『三宝絵』の行基像をめぐって / 冨樫進著
  • 民衆宗教、あるいは帝国のマイノリティ / 永岡崇著
  • 幕末期における宗教言説の展開 : 僧・龍温の自他認識をめぐって / オリオン・クラウタウ著
  • 蘭学と西洋兵学 : 比較と連鎖の政治思想史 / 大久保健晴著
  • 漢籍の訓読から儒教儀礼へ : 舶載された知の受容と多様な思想展開 / 田世民著
  • 史学思想史としての「女性史」 : 「ジェンダー」という問い / 長志珠絵著
  • 神道における女性観の形成 : 日本思想史の問題として / 小平美香著

内容説明・目次

内容説明

“日本思想史”は何を問題とし、どこを目指すのか?教育学・宗教学・政治学・倫理学・歴史学などの多様な分野を横断して進展し続ける日本思想史研究の、「いま」と「これから」を知るための最良の論考を集めました。

目次

  • 1 現在と未来(近世から近代へ—思想史研究を時代区分から救い出すには;中世から近世へ—道元の時間論から見た卍山道白における「復古」について;古代から中世へ—生身仏の時代—『三宝絵』の行基像をめぐって)
  • 2 対立と調和(宗教と社会1—民衆宗教、あるいは帝国のマイノリティ;宗教と社会2—幕末期における宗教言説の展開—僧・龍温の自他認識をめぐって;東アジアと日本1—蘭学と西洋兵学‐比較と連鎖の政治思想史;東アジアと日本2—漢籍の訓読から儒教儀礼へ‐舶載された知の受容と多様な思想展開;日本思想とジェンダー1—史学思想史としての「女性史」‐「ジェンダー」という問い ほか)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ