精神現象学
著者
書誌事項
精神現象学
(ヘーゲル全集 / [ヘーゲル著], 第8巻1)
知泉書館, 2021.5
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- タイトル別名
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Phänomenologie des Geistes
- タイトル読み
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セイシン ゲンショウガク
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注記
参照文献: p[v]-vi
内容説明・目次
内容説明
批判的校訂によるアカデミー版の成果を踏まえ、日本語版独自の編集により訳出、解説と詳細な注は新たなヘーゲル研究の基盤と最新のヘーゲル像を提供し、従来の関連作品を一新する待望の本格的全集である。ヘーゲルは『精神現象学』(1807年)で、意識がどのようにして日常的意識の「感性的確信」の段階から「絶対知」にまで自己を高めていくのか、人間精神の歴史を描き独自の「体系」を示した。本巻では、「序説」、「緒論」、「意識」章を収める。「序説」は、本論執筆後に書かれ、「学の体系第一部」の前書きでもあり、『精神現象学』さらにはヘーゲル哲学理解の鍵となっている。訳者による「「序説」解説・注解」では、関連年譜・梗概・位置づけなどを示した上で、各節ごとに詳細な説明を施し、その後のヘーゲル哲学の変遷も含め詳しく考察した。さらに「総解説」ではヘーゲル哲学の根源的な問いである「精神とは何か」の観点から本書を統一的に読解し、読者が『精神現象学』の性格と意義を知るための良き案内となろう。半世紀にわたる訳者の『精神現象学』研究の集大成。
目次
- 序説 学的認識について
- 1 精神現象論の学
- 「序説」解説・注解(「序説」解説;「序説」注解)
- 『精神現象学』総解説1(『精神現象学』の基本的性格;『精神現象学』の各論1)
「BOOKデータベース」 より