開発協力のつくられ方 : 自立と依存の生態史
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書誌事項
開発協力のつくられ方 : 自立と依存の生態史
(シリーズ「日本の開発協力史を問いなおす」, 7)
東京大学出版会, 2021.5
- タイトル別名
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The making of development cooperation : ecological history of dependency and self-reliance
- タイトル読み
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カイハツ キョウリョク ノ ツクラレカタ : ジリツ ト イゾン ノ セイタイシ
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注記
英文タイトルは標題紙裏による
参考文献: p291-324
索引あり
内容説明・目次
内容説明
「問題案件」の追跡から、ODAを生き物として再構築する。自立への開発協力は正しかったのか?「可能性としての依存」が塗り替える戦後援助史。“いまだ語られざる”アジア・世界の中の日本近現代のあゆみ。
目次
- 開発協力を引き出す力
- 第1部 走り出す経済協力—1954年‐65年前後(自立の夜明け—戦後日本を東南アジアに押し出した力;開発の東南アジア—援助の受け入れ体制はどうつくられたのか;逆風の現場—信頼が国境を越える条件は何か)
- 第2部 経済協力から開発援助へ—1966‐89年前後(後発援助国への圧力—日本はなぜ「援助大国」になれたのか;権威主義体制の援助吸収—援助は東南アジア諸国家に何をしてきたのか;続出するODA批判—「問題案件」はなぜある時期に集中したのか)
- 第3部 開発援助から開発協力へ—1990年代から現在(開発協力と「人間」の発見—日本のODAは人間をどのように見てきたか;塗りかわる援助地図—新興ドナーは伝統ドナーに置きかわるか;「問題案件」のその後—軌道の変化をもたらしたのは何か)
- 開発協力が促す力
「BOOKデータベース」 より