近世蝦夷地の地域情報 : 日本北方地図史再考

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近世蝦夷地の地域情報 : 日本北方地図史再考

米家志乃布著

法政大学出版局, 2021.5

タイトル読み

キンセイ エゾチ ノ チイキ ジョウホウ : ニホン ホッポウ チズシ サイコウ

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収録内容

  • はじめに
  • ヨーロッパおよびロシアの地図にみる蝦夷地像
  • 日本図からみる蝦夷地像の変遷
  • 日本図・蝦夷図にみる庶民の蝦夷地像
  • 日本における蝦夷図作製と地域情報
  • 松前藩・江差沖の口役所収集の絵図にみる地域情報の把握
  • 東北諸藩の蝦夷地沿岸警備と地域情報の収集
  • 松浦武四郎による地域情報の収集とアイヌ民族
  • 目賀田帯刀の風景画にみる蝦夷地/北海道像
  • 植民都市・札幌の風景と植民地としての北海道像
  • おわりに : 日本北方地図史を再考する

内容説明・目次

内容説明

アイヌ民族の生活の場であり、諸外国にも和人にも未知の土地であった蝦夷地は、江戸幕府による支配以降、明治政府による開拓・植民政策の開始にいたるまで、さまざまな地図や測量図、風景絵図に描かれ、表象されてきた。「異域」であった北海道周辺地域の情報はどのように収集・把握され、一般の人びとにも「国土」の一部として認識されるようになったのか。日本の北方地図史の展開をたどる。

目次

  • 第1部 日本の歴史空間と「蝦夷地」(ヨーロッパおよびロシアの地図にみる蝦夷地像;日本図からみる蝦夷地像の変遷;日本図・蝦夷図にみる庶民の蝦夷地像)
  • 第2部 「蝦夷地/北海道」における地域情報の収集と表象(日本における蝦夷図作製と地域情報;松前藩・江差沖の口役所収集の絵図にみる地域情報の把握;東北諸藩の蝦夷地沿岸警備と地域情報の収集;松浦武四郎による地域情報の収集とアイヌ民族;目賀田帯刀の風景画にみる蝦夷地/北海道像;植民都市・札幌の風景と植民地としての北海道像)

「BOOKデータベース」 より

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