ジョージ・オーウェル『一九八四年』を読む : ディストピアからポスト・トゥルースまで
著者
書誌事項
ジョージ・オーウェル『一九八四年』を読む : ディストピアからポスト・トゥルースまで
(水声文庫)
水声社, 2021.5
- タイトル別名
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1984 : nineteen eighty-four : George Orwell
ジョージオーウェル一九八四年を読む : ディストピアからポストトゥルースまで
- タイトル読み
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ジョージ・オーウェル『センキュウヒャクハチジュウヨネン』オ ヨム : ディストピア カラ ポスト・トゥルース マデ
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注記
その他の執筆者: 秦邦生, 星野真志, 中村麻美, ジャン=フランソワ・リオタール, 小川公代, 川端康雄, 渡辺愛子, 小田島創志, 高村峰生, 加藤めぐみ, 伊達聖伸, 吉田恭子, 高橋和久
その他の執筆者の「高村」の「高」は「梯子高 (はしごだか)」
引用文献: 論末
文献案内: p299-314
収録内容
- 『一九八四年』をあらためて読むために / 秦邦生 [執筆]
- ジョージ・オーウェル : いくつかの個人的なつながり / マーガレット・アトウッド [執筆] ; 西あゆみ訳
- 「普通の人びと」への希望 : 『一九八四年』とポピュリズム / 星野真志 [執筆]
- 家父長制批判としての『一九八四年』? / 中村麻美 [執筆]
- 抵抗についての注釈 / ジャン=フランソワ・リオタール [執筆] ; 郷原佳以訳
- 『一九八四年』における愛と情動 / 小川公代 [執筆]
- 鳥とネズミのあいだ : 『一九八四年』における「人間らしさ」と動物たち / 秦邦生 [執筆]
- 日本における『一九八四年』の初期受容 / 川端康雄 [執筆]
- 改竄される『一九八四年』 : 冷戦初期の映像三作品と原作、そしてオーディエンス / 渡辺愛子 [執筆]
- 舞台化された『一九八四年』 : 三つの脚本 / 小田島創志 [執筆]
- ポスト・トゥルースの時代のオーウェル : カクタニとローティによる読解 / 高村峰生 [執筆]
- オーウェルからアトウッドへ : 「フェミニスト・ディストピア」が描く未来への希望 / 加藤めぐみ [執筆]
内容説明・目次
内容説明
ディストピアに希望を探れ。文学という枠を越え出て、政治や社会のあり方、あるいは日常生活の襞にいたるまで、今やあらゆる領域へと越境し増殖を続ける『一九八四年』の世界。動物、ジェンダー、情動、“ポスト真実”やポピュリズムといった多様な観点からの精読や、受容史やアダプテーションなど関連作品の分析を通してこの文学的事件の真価を問う。今と未来を生き延びるための『一九八四年』読解。
目次
- ジョージ・オーウェル—いくつかの個人的なつながり
- 「普通の人びと」への希望—『一九八四年』とポピュリズム
- 家父長制批判としての『一九八四年』?
- 抵抗についての注釈
- 『一九八四年』における愛と情動
- 鳥とネズミのあいだ—『一九八四年』における「人間らしさ」と動物たち
- 日本における『一九八四年』の初期受容
- 改竄される『一九八四年』—冷戦初期の映像三作品と原作、そしてオーディエンス
- 舞台化された『一九八四年』—三つの脚本
- ポスト・トゥルースの時代のオーウェル—カクタニとローティによる読解
- オーウェルからアトウッドへ—「フェミニスト・ディストピア」が描く未来への希望
「BOOKデータベース」 より