「自由」の危機 : 息苦しさの正体
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「自由」の危機 : 息苦しさの正体
(集英社新書, 1070B)
集英社, 2021.6
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自由の危機 : 息苦しさの正体
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「ジユウ」 ノ キキ : イキグルシサ ノ ショウタイ
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Note
その他の著者: 姜尚中, 隠岐さや香, 池内了 ほか
Contents of Works
- それは何か信じられないことが起こる前触れ / 藤原辰史著
- 学問の自由は誰のためのものなのか / 姜尚中著
- 未来世代の「自由」を殺さないために / 隠岐さや香著
- 「学問の自由」と軍事研究 / 池内了著
- 学問の危機の行方 / 佐藤学著
- 大学の自治は自由の砦 / 杉田敦著
- 国策は学問を育てられるのか / 阿部公彦著
- 「自由」が奪われるときの危険な兆候を見抜く / 石川健治, 望月衣塑子述
- 「自由」を守るのは、対話を通して生まれるシティズンシップ / 津田大介著
- すべての作品には発表の自由がある / 会田誠著
- 音楽と自由 / 山田和樹著
- 「世間体の戒律」から自由になるには / ヤマザキマリ著
- 迫り来るファシズムの時代に / 平田オリザ著
- 恐怖を感じてもなお書き続ける / 桐野夏生著
- メディアによる忖度の構造 / 永井愛著
- 水はいきなり煮え湯にならない / 村山由佳著
- わたしはバックラッシュサバイバーである / 上野千鶴子著
- 「自由」に必要なのは、対話と応答に対する信頼 / 小熊英二著
- 守るべきは自由 / 山崎雅弘著
- 「自由な社会」を先に進める / 苫野一徳著
- 「自由」への渇望はあるか / 高橋哲哉著
- 教育から「自由」が奪われ続けている / 前川喜平著
- 新自由主義時代の「富国強兵」教育 / 鈴木大裕著
- 政府のやることに偶然はない / 堤未果著
- アメリカにおける自由と統制 / 内田樹著
Description and Table of Contents
Description
あいちトリエンナーレ2019の「表現の不自由展・その後」展示中止や日本学術会議の会員任命拒否など、「表現の自由」や「学問の自由」が制限される出来事が近年、相次ぐ。本書では、あらゆる「自由」が失われつつある中で、研究者・作家・芸術家・ジャーナリストらが理不尽な権力の介入に対して異議申し立てを行う。「政治的な発言」がタブー視され、息苦しさが蔓延するこの国で、それでも声を上げるには何が必要か?同調圧力に屈することなく、少しでも発言しやすい世の中になるようにと二六名の論者が集い、「自由」について根源的に考察。今、起きている出来事の本質を見抜く思考力を養うための論考集。
Table of Contents
- 第1章 切り崩される学問の自由(それは何か信じられないことが起こる前触れ(藤原辰史);学問の自由は誰のためのものなのか(姜尚中);未来世代の「自由」を殺さないために(隠岐さや香) ほか)
- 第2章 文化芸術の自由は誰のためにあるのか(「自由」を守るのは、対話を通して生まれるシティズンシップ(津田大介);すべての作品には発表の自由がある(会田誠);音楽と自由(山田和樹) ほか)
- 第3章 いま、声を上げる自由を(わたしはバックラッシュサバイバーである(上野千鶴子);「自由」に必要なのは、対話と応答に対する信頼(小熊英二);守るべきは自由(山崎雅弘) ほか)
- 終章 自由を扱う技術(アメリカにおける自由と統制(内田樹))
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