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資本主義の父殺し

大澤真幸著

(「世界史」の哲学 / 大澤真幸著, 近代篇 ; 2)

講談社, 2021.6

タイトル読み

シホン シュギ ノ チチゴロシ

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注記

初出: 「群像」2018年11月号-2020年5月号 (2019年3月号, 2020年2月号をのぞく)

内容説明・目次

内容説明

ロシアにおけるドストエフスキーの文学、パリにおける絵画の爆発的開花、ドイツにおける歴史意識の展開。これらはすべて、ひとつながりのものである。19世紀の西洋で起きた精神の根本的変容を意味づけ、その普遍性を把握する果敢な試み。

目次

  • 父殺しの密かな欲望
  • 墓場の生ける死者たち
  • 分離派の倫理と資本主義の精神
  • 一者は一者ならず
  • 貨幣を殺す
  • ヘーゲルを通じてドストエフスキーを読む
  • この女性の裸の身体は美しいのか
  • 絵は何と競っているのか
  • なぜ何かがあるのか
  • 美からの逃走
  • 「睡蓮」と「山」
  • 注意への注意
  • 存在論的に未完成な共同体
  • 「Anno Domini(主の年)」から「A.D./B.C.」へ
  • 構造と歴史
  • 国民の「起源」
  • 母の欲望

「BOOKデータベース」 より

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