書誌事項

ロスト欲望社会 : 消費社会の倫理と文化はどこへ向かうのか

橋本努編著

勁草書房, 2021.6

タイトル別名

The lost desire society

タイトル読み

ロスト ヨクボウ シャカイ : ショウヒ シャカイ ノ リンリ ト ブンカ ワ ドコ エ ムカウ ノカ

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注記

文献: 各章末

収録内容

  • 消費社会はどこへ向かっているのか? / 橋本努著
  • 快楽としてのエシカル消費 / 畑山要介著
  • 供犠としてのショッピング / 小田和正著
  • 承認としての生産=消費 / 神野由紀著
  • 消費者運動の変遷と消費者団体の行方 / 丸山千賀子著
  • 「生の循環」構築のための責任ある消費者 / 根本志保子著
  • 持続可能な世界のための消費実践 / 斉藤尚著
  • 普通を究めるくらし / 鈴木康治著
  • 消費ミニマリズムの倫理 / 橋本努著

内容説明・目次

内容説明

高度経済成長期の大量生産に支えられた画一的消費、ポストモダンのきらびやかな記号消費を経て、「欲望なき時代」の日本社会が生み出したユニークな消費スタイルとは。歴史を整理する枠組みを提示、衰退する日本の消費社会の今後を展望する。

目次

  • 消費社会はどこへ向かっているのか?
  • 1 消費論の最前線(消費社会にとって「快楽」とは?快楽としてのエシカル消費—ケイト・ソパーによる認識論的転回;消費社会にとって「贈与」とは?供犠としてのショッピング—ダニエル・ミラーの人類学的消費理論)
  • 2 家庭(オイコス)を超えて(消費社会にとって「ハンドメイド」とは?承認としての生産=消費—新たな「プロシューマー」の生成過程;消費社会にとって「消費者団体」とは?消費者運動の変遷と消費者団体の行方)
  • 3 環境への配慮(消費社会にとって「顔の見える関係」とは?「生の循環」構築のための責任ある消費者—産消提携と倫理的消費;消費社会にとって「環境に配慮する生活」とは?持続可能な世界のための消費実践—海洋プラスチック問題の現状と対策)
  • 4 顕示しない消費の台頭(消費社会にとって「シンプルな生活」とは?普通を究めるくらし—無印良品が提示する現代の「用の美」;消費社会にとって「消費しない生活」とは?消費ミニマリズムの倫理—“下からの啓蒙”が変える消費社会)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BC08295041
  • ISBN
    • 9784326603381
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    264, viip
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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