「八月ジャーナリズム」と戦後日本 : 戦争の記憶はどう作られてきたのか

書誌事項

「八月ジャーナリズム」と戦後日本 : 戦争の記憶はどう作られてきたのか

米倉律著

(日本大学法学部叢書, 第43巻)

花伝社 , 共栄書房 (発売), 2021.7

タイトル別名

八月ジャーナリズムと戦後日本 : 戦争の記憶はどう作られてきたのか

タイトル読み

「ハチガツ ジャーナリズム」ト センゴ ニホン : センソウ ノ キオク ワ ドウ ツクラレテ キタ ノカ

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収録内容

  • 「八月ジャーナリズム」とテレビ
  • 「八月ジャーナリズム」の形成
  • テレビ時代の「八月ジャーナリズム」
  • アジアからの眼差し、アジアへの視点
  • 冷戦下の「反核・平和主義」と「加害」の前景化
  • 「加害の語り」の時代
  • 内向化する「八月ジャーナリズム」
  • 「八月ジャーナリズム」の行方

内容説明・目次

内容説明

交錯する「被害」と「加害」—戦後日本の自意識を探る。日本人の戦争記憶を形成した“夏のテレビの戦争特番”「八月ジャーナリズム」は何を伝え、何を伝えなかったのか。もはや風物詩と揶揄される向きもある、毎年八月の戦争特番。戦後日本の戦争観や歴史認識を反映し、同時にそれらの形成にも影響に及ぼしてきた「八月ジャーナリズム」の歴史的展開とその功罪を検証し、今後の可能性と課題、展望を示す。

目次

  • 序章 「八月ジャーナリズム」とテレビ
  • 第1章 「八月ジャーナリズム」の形成:終戦〜一九五〇年代
  • 第2章 テレビ時代の「八月ジャーナリズム」:一九六〇〜七〇年代
  • 第3章 アジアからの眼差し、アジアへの視点:一九七〇年代
  • 第4章 冷戦下の「反核・平和主義」と「加害」の前景化:一九八〇年代
  • 第5章 「加害の語り」の時代:一九九〇年代
  • 第6章 内向化する「八月ジャーナリズム」:〇〇年代〜一〇年代
  • 終章 「八月ジャーナリズム」の行方

「BOOKデータベース」 より

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