潜入・ゴミ屋敷 : 孤立社会が生む新しい病

書誌事項

潜入・ゴミ屋敷 : 孤立社会が生む新しい病

笹井恵里子著

(中公新書ラクレ, 733)

中央公論新社, 2021.7

タイトル別名

潜入ゴミ屋敷

タイトル読み

センニュウ ゴミヤシキ : コリツ シャカイ ガ ウム アタラシイ ヤマイ

大学図書館所蔵 件 / 103

この図書・雑誌をさがす

注記

参考文献: p206

内容説明・目次

内容説明

ゴミ屋敷の話題が上がるたび、「なぜ」と思う人も多いのではないだろうか。山積みのゴミの片付けだけでなく、虫がわく箇所に手を突っ込み、人の便や尿さえも処理しなければならない過酷な現場。著者は、整理清掃業者の一員として働き、壮絶な状況をリアルな筆致で綴った。体験したからこそ見えてくる住人の特徴を記し、治療に向けた動きについても言及する。「なぜ」の気持ちを解消したい人から、今現在ゴミ部屋化するかもしれない親族や知人を持つ人まで、広く役立つ1冊。

目次

  • 第1章 ゴミ部屋で命が尽きた人々(室内の空間が埋まる;自分を守る防壁作り ほか)
  • 第2章 ゴミをためこむ背景(「ためこみ症」という病;ただの“物”ではない ほか)
  • 第3章 ゴミ部屋に住む人とともに(このままでは住めなくなる!;周囲の強制撤去 ほか)
  • 第4章 どこから始めればいいか?(対立しない声のかけ方;医療機関でできる治療法 ほか)
  • 第5章 再び現場から(整理業者の目から見えること;依頼人と業者の関係 ほか)

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ