Bibliographic Information

安楽死を遂げた日本人

宮下洋一著

(小学館文庫, [み20-2])

小学館, 2021.7

Title Transcription

アンラクシ オ トゲタ ニホンジン

Note

2019年刊の改稿

世界の安楽死を巡る動き: 巻末

叢書番号はブックジャケットによる

Description and Table of Contents

Description

ある日、筆者に一通のメールが届いた。「寝たきりになる前に自分の人生を閉じることを願います」。送り主は、神経難病を患う女性だった。全身の自由を奪われ、寝たきりになる前にスイスの安楽死団体に入会し、死を遂げたいという。実際に筆者が面会すると、彼女はこう語った。「死にたくても死ねない私にとって、安楽死はお守りのようなものです。安楽死は私に残された最後の希望の光です」日本人が安楽死を実現するには、スイスに向かうしかない。お金も時間もかかる。ハードルはあまりに高かった。だが、彼女の強い思いは海を越え、人々を動かしていく。

Table of Contents

  • プロローグ
  • 第1章 我が運命の支配者
  • 第2章 孤独と歩む
  • 第3章 幸運を祈ります
  • 第4章 焦りと混乱
  • 第5章 最高の別れ
  • 第6章 家族を取り戻した男
  • 第7章 遺灰
  • エピローグ

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Details
  • NCID
    BC08416612
  • ISBN
    • 9784094070408
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    394p
  • Size
    16cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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