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活劇映画と家族

筒井康隆著

(講談社現代新書, 2626)

講談社, 2021.7

タイトル読み

カツゲキ エイガ ト カゾク

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内容説明・目次

内容説明

家族が、友が、仲間が、歌い、叫び、そして燃えあがる!母親に支配される凶悪なギャングの親分。先頭に立って息子たちを犯罪に導くギャングママ。家族の生活を助けようとして自ら悪の世界に踏み込む男。プロ集団としての疑似家族が歌って楽しむ団欒シーンには世界家族を目指す監督の意志があり、ひたすら面白い映画を創ろうとした、よき時代のスタアたちによる家族愛は、われわれを映像の世界に引きずり込んでやまない。小説界の巨人が名作映画の魅力と家族の「悪」、疑似家族の絆などを絶妙な筆致で描き尽くす。「家族とは何か」を問う巨匠の力作は必読の書である!

目次

  • 家族と疑似家族
  • 1 「白熱」「血まみれギャングママ」「前科者」
  • 2 ハワード・ホークス監督「ハタリ!」の疑似家族
  • 3 ジョン・ヒューストンに始まるボギーの一族
  • 4 西部劇の兄弟

「BOOKデータベース」 より

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