書誌事項

禍いの大衆文化 : 天災・疫病・怪異

小松和彦編

KADOKAWA, 2021.7

タイトル別名

禍いの大衆文化 : 天災疫病怪異

タイトル読み

ワザワイ ノ タイシュウ ブンカ : テンサイ・エキビョウ・カイイ

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注記

国際日本文化研究センター (日文研) の機能強化事業の一環として実施された「大衆文化の通時的・国際的研究による新しい日本像の創出」 (大衆文化研究プロジェクト) の成果報告書

参考文献あり

収録内容

  • 疫病と天災をめぐる大衆文化論の試み / 小松和彦著
  • 疫病と怪異・妖怪 / 福原敏男著
  • 疫病を遊ぶ / 香川雅信著
  • 鯰絵と江戸の大衆文化 / 小松和彦著
  • 幕末コレラの恐怖と妄想 / 高橋敏著
  • 火事・戯文・人名 / 伊藤慎吾著
  • 風の神送ろッ / 高岡弘幸著
  • 大蛇と法螺貝と天変地異 / 齊藤純著
  • 岡本綺堂と疫病 / 横山泰子著
  • 近代、サイの目、疫病経験 / 香西豊子著
  • 変貌する災害モニュメント / 川村清志著

内容説明・目次

内容説明

「禍い」に襲われた人々は、様々な文学・絵画・芸能・信仰を生み出してきた。その多くは娯楽の側面も持ち、世相を反映しながら、時代や地域に根付いていく。過去・現在の民衆の心性を解き明かす、研究プロジェクトの第2弾!

目次

  • 序 疫病と天災をめぐる大衆文化論の試み
  • 第1章 疫病と怪異・妖怪—幕末江戸を中心に
  • 第2章 疫病を遊ぶ—疱瘡神祭りと玩具
  • 第3章 鯰絵と江戸の大衆文化
  • 第4章 幕末コレラの恐怖と妄想
  • 研究ノート 火事・戯文・人名—『仮名手本忠臣蔵』のパロディをめぐって
  • 第5章 風の神送ろッ—説話を紡ぎ出すもう一つの世界
  • 第6章 大蛇と法螺貝と天変地異
  • 第7章 岡本綺堂と疫病—病歴と作品
  • 第8章 近代、サイの目、疫病経験—明治期の衛生双六にみる日常と伝染病
  • 第9章 変貌する災害モニュメント—災害をめぐる記憶の動態

「BOOKデータベース」 より

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