書誌事項

漢字とは何か : 日本とモンゴルから見る

岡田英弘著 ; 宮脇淳子編・序

藤原書店, 2021.7

タイトル別名

漢字とは何か

タイトル読み

カンジ トワ ナニ カ : ニホン ト モンゴル カラ ミル

大学図書館所蔵 件 / 118

注記

特別寄稿: 樋口康一

出典一覧: p365-368

内容説明・目次

内容説明

「漢字」の本質をめぐる、かつてない鋭い洞察。「世界史は13世紀モンゴルから始まった」と提唱した歴史家、岡田英弘が見抜いた、「漢字」の用法の特殊な事情とは!?「儒教」とは本当は何だったか!?漢字から平仮名・片仮名を発明した日本、そしてモンゴルから俯瞰し、漢字のみを用いてきた漢語世界が抱える困難を鋭く見抜いた、著者の偉業。

目次

  • 序章 岡田英弘の漢字論(なぜ本書を編んだか;シナ(チャイナ)の誕生と漢字の役割 ほか)
  • 第1章 シナにおける漢字の歴史(漢字の正体—マクルーハンの提起を受けて;漢字の宿命 ほか)
  • 第2章 日本の影響を受けた現代中国語と中国人(漢文から中国語へ;魯迅の悲劇 ほか)
  • 第3章 文字と言葉と精神世界の関係(書き言葉と話し言葉の関係;日本語は人工的につくられた ほか)
  • 終章 モンゴルの視点から見た漢字(一枚の紙幣が物語ること;漢字とどう関わるか、そしてそもそも漢字とはどのようなものか ほか)

「BOOKデータベース」 より

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