チェコスロヴァキア軍団 : ある義勇軍をめぐる世界史

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チェコスロヴァキア軍団 : ある義勇軍をめぐる世界史

林忠行著

岩波書店, 2021.7

Title Transcription

チェコスロヴァキア グンダン : アル ギユウグン オ メグル セカイシ

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史料・文献リスト: 巻末p6-14

Description and Table of Contents

Description

第一次世界大戦下、ハプスブルク帝国からの新国家独立を目指して、チェコ系、スロヴァキア系移民と捕虜は、ロシアで義勇軍を編成した。この義勇軍は一九一八年春にソヴィエト政権と軍事衝突に陥り、ロシアでの内戦と日米の「シベリア出兵」の引き金となったことでも知られる。彼らは一次大戦では同胞と、独露停戦後のシベリア各地では赤軍と、二つの内戦を戦った。「未来の祖国」を希求した彼らの足跡を、世界大戦、ロシアでの革命と内戦、そしてハプスブルク帝国の崩壊をめぐる世界史のなかでダイナミックに描き出す。

Table of Contents

  • プロローグ 無名戦士の墓をめぐって
  • 序章 「祖国」のかたち—その土地と住民
  • 第1章 義勇兵たち—ガリツィアの前線へ
  • 第2章 独立運動一九一四‐一六年—未来の祖国を想像する
  • 第3章 ロシア革命と軍団一九一七年—ズボロフの勝利、そして東方へ
  • 第4章 反乱一九一八年—シベリア横断鉄道をめぐって
  • 第5章 干渉戦争と新国家の独立—「連合国の前衛」に
  • 終章 独立後の軍団—故郷への道は遠く
  • エピローグ その後の軍団員たち

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