インドネシア : 世界最大のイスラームの国

書誌事項

インドネシア : 世界最大のイスラームの国

加藤久典著

(ちくま新書, 1595)

筑摩書房, 2021.8

タイトル読み

インドネシア : セカイ サイダイ ノ イスラーム ノ クニ

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注記

参考文献: 巻末pi-xii

内容説明・目次

内容説明

世界一のイスラーム人口を誇るインドネシアは、独立後、シャリーア(イスラーム法)を国法としない共和国となった。しかし、教義に厳格なムスリムと、より柔軟に教義を解釈するムスリムの溝は埋まることはなかった。そのなかで人々は何を考え、どのような社会を創り上げたのか。インドネシアに計8年間暮らし、その文化と宗教を研究してきた社会人類学者が、綿密なフィールドワークで得た多様なムスリムの声とともに、教義と実践の狭間で揺れる大国の論理と実態を描きだす。

目次

  • 序章 地球の縮図—多様性の国インドネシア
  • 第1章 多文化主義への道—5つの建国理念
  • 第2章 土着文明とイスラーム—反原発運動と信仰
  • 第3章 スハルト政権興亡史—独裁者とムスリムたち
  • 第4章 教義と実践の狭間で—ムスリムたちの実情
  • 第5章 終わらない対立—教条主義と自由主義
  • 第6章 テロリズムと対峙する大国—「イスラーム国」の登場
  • 終章 ムスリムと家族になれるのか—宗教的寛容性を考える

「BOOKデータベース」 より

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