鷹将軍と鶴の味噌汁 : 江戸の鳥の美食学 (ガストロノミー)

Author(s)

• 菅, 豊 スガ, ユタカ

Bibliographic Information

鷹将軍と鶴の味噌汁 : 江戸の鳥の美食学 (ガストロノミー)

菅豊著

（講談社選書メチエ, 753）

講談社, 2021.8

Other Title

鷹将軍と鶴の味噌汁 : 江戸の鳥の美食学

Title Transcription

タカ ショウグン ト ツル ノ ミソシル : エド ノ トリ ノ ガストロノミー

Note

鳥食の日本史略年表: p262-268

引用・参考文献: p269-280

Contents of Works

• 鳥料理の源流 : 京料理から江戸の料理へ
• 江戸時代の鳥料理と庖丁人 : 鶴の味噌汁、白鳥のゆで鳥、鷺の串焼き
• 大衆化する江戸の鳥料理 : 富商、貧乏武士、町人の味覚
• 闇の鳥商売と取り締まり : せめぎあう幕府と密売人
• 侠客の鳥商人 : 東国屋伊兵衛の武勇伝
• 将軍様の贈り物 : 王権の威光を支える鳥たち
• 江戸に鳥を送る村 : ある野鳥供給地の盛衰
• 野鳥の味を忘れた日本人

Description and Table of Contents

Description

ほんの少し前まで、日本列島に住む人びとは「鳥食の民」だった。赤穂浪士が食した「鴨肉入り卵かけご飯」、漱石が愛した「山下の雁鍋」、味噌仕立ての鶴の汁、白鳥のゆで鳥、雉子の刺身、鳩酒…。この「鳥食文化」は、武家社会の儀礼と政治に深くかかわり、周辺の村から江戸市中へ鳥を送る「生産と流通のシステム」は、アウトローをも呼び込む大きな利権を生んだ。日本の失われた食文化の全体像を、初めて描き出す異色作！

Table of Contents

• 序章　鳥の味にとりつかれた美食家たち
• 第１章　鳥料理の源流—京料理から江戸の料理へ
• 第２章　江戸時代の鳥料理と庖庁人—鶴の味噌汁、白鳥のゆで鳥、鷺の串焼き
• 第３章　大衆化する江戸の鳥料理—富商、貧乏武士、町人の味覚
• 第４章　闇の鳥商売と取り締まり，，せめぎあう幕府と密売人
• 第５章　侠客の鳥商人—東国屋伊兵衛の武勇伝
• 第６章　将軍様の贈り物—王権の威光を支える鳥たち
• 第７章　江戸に鳥を送る村—ある野鳥供給地の盛衰
• 終章　野鳥の味を忘れた日本人

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Details

• NCID: BC09217203
• ISBN:
  • 9784065245873
• Country Code: ja
• Title Language Code: jpn
• Text Language Code: jpn
• Place of Publication: 東京
• Pages/Volumes: 285p
• Size: 19cm
• Classification:
  • NDC9 : 383.81
  • NDC10 : 383.81
  • NDC10 : 596.33
  • NDC10 : 488
  • NDLC : GD51
• Subject Headings:
  • BSH : 食生活 -- 日本 -- 歴史
  • BSH : 肉料理 -- 日本 -- 歴史
  • BSH : 鳥類
  • FREE : 京料理
  • NDLSH : 食生活 -- 日本 -- 歴史 -- 江戸時代
  • NDLSH : 鳥
  • NDLSH : 日本料理 -- 歴史 -- 江戸時代
• Parent Bibliography ID:
  • BN10277720