言論統制というビジネス : 新聞社史から消された「戦争」

書誌事項

言論統制というビジネス : 新聞社史から消された「戦争」

里見脩著

(新潮選書)

新潮社, 2021.8

タイトル別名

言論統制というビジネス : 新聞社史から消された戦争

タイトル読み

ゲンロン トウセイ トイウ ビジネス : シンブンシャシ カラ ケサレタ「センソウ」

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注記

言論統制関連年表: p272-273

主要参考文献一覧: p274-276

参考文献: p276-287

内容説明・目次

内容説明

第二次大戦後、新聞社はこぞって言い始めた。「軍部の弾圧で筆を曲げざるを得なかった」と—。しかし、それは真実か?新聞の団体は、当局に迎合するだけの記者クラブを作り、政府の統制組織に人を送り込んで、自由な報道を自ら制限した。「報道報国」の名の下、「思想戦戦士」を自称しつつ、利益を追求したメディアの空白の歴史を検証する。

目次

  • 一万三四二八紙の新聞
  • 変貌する報道メディア
  • 国策通信社の誕生
  • 実験場としての満州
  • 新聞参戦
  • 映画の統合
  • 内閣情報局に埋め込まれた思惑
  • 自主統制の対価
  • 新聞新体制の副産物
  • 統制の深化
  • 一県一紙の完成
  • 悪化する戦局の中で
  • 巣鴨プリズン

「BOOKデータベース」 より

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