アクター・ジェンダー・イメージズ : 転覆の身振り

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アクター・ジェンダー・イメージズ : 転覆の身振り

北村匡平著

青土社, 2021.10

Other Title

Actor, gender, image

アクタージェンダーイメージズ : 転覆の身振り

Title Transcription

アクター ジェンダー イメージズ : テンプク ノ ミブリ

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Contents of Works

  • アクター・ジェンダー・イメージズ
  • 戦後民主主義と脚
  • 戦後日本を抱擁する
  • 黄金時代の映画のアイドル
  • 女性の実存を生きる
  • 敗戦からの遁走
  • ダークヒーローの孤独と虚無
  • 敗北と苦痛の美学
  • 善悪の彼岸を演じる
  • 『転校生』における身体の喪失と共感
  • 女たちの連帯と共闘
  • 神と化す男たち、戦闘する女たち
  • 包摂する〈ハリウッド〉
  • 境界を攪乱する
  • ジェンダー・イメージの想像力

Description and Table of Contents

Description

京マチ子から渡哲也、山田孝之、そして綾瀬はるかまで—。俳優たちが体現し、破壊し、そして生み出された「女らしさ/男らしさ」とはなにか?ジェンダー・セクシュアリティのあり方、「女らしさ/男らしさ」の価値観が一変した戦後日本。移りかわる理想像を俳優たちはいかように体現し、人びとはそこから何を見出したのか。古典から近年の話題作まで、映像内の身体表現を俊英がつぶさに読み解き、浮き彫りにする。

Table of Contents

  • Opening アクター・ジェンダー・イメージズ
  • Sequence A 抵抗する身体—闘う女たち(戦後民主主義と脚—京マチ子の生の重力;戦後日本を抱擁する—国民女優としての高峰秀子;黄金時代の映画のアイドル—“日常性”を演じた若尾文子 ほか)
  • Sequence B 敗北する身体—傷つく男たち(敗戦から遁走—フランキー堺の“喜劇性”;ダークヒーローの孤独と虚無—渡哲也の漆黒の輝き;敗北と苦痛の美学—恐るべき子供としての萩原健一 ほか)
  • Sequence C 転覆する身体—イメージをかきかえる(『転校生』における身体の喪失と共感—大林宣彦のセルフリメイク;女たちの連帯と共闘—韓国映画『ハウスメイド』とチョン・ドヨン;神と化す男たち、戦闘する女たち—インド映画『バーフバリ』の筋肉 ほか)
  • End roll ジェンダー・イメージの想像力

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