格差の自動化 : デジタル化がどのように貧困者をプロファイルし、取締り、処罰するか
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書誌事項
格差の自動化 : デジタル化がどのように貧困者をプロファイルし、取締り、処罰するか
人文書院, 2021.9
- タイトル別名
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Automating inequality : how high-tech tools profile, police, and punish the poor
デジタル化がどのように貧困者をプロファイルし取締り処罰するか
- タイトル読み
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カクサ ノ ジドウカ : デジタルカ ガ ドノヨウニ ヒンコンシャ オ プロファイル シ トリシマリ ショバツ スルカ
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注記
解説: 堤未果
原著 (St. Martin's Press, 2018) の全訳
典拠と手法: p301-321
内容説明・目次
内容説明
デジタル化・自動化行政への流れは今後益々加速する。私たちは、誰がどんな意図をもって政策をたて運用していくのかを注視しなければならない。法執行機関から医療機関、社会サービスに至るまで、サービスの縮小だけでなくアメリカの機関は貧しい人への罰則を強化し、人種問題も浮上してきている。不平等格差を強力に自動化することでハイテクな監視システムがいかに不正を助長していくのか。本書は、小さな政府が効率化のためにハイテクツールを使ってどのように貧しい人々を益々困難な状況に追いやっているかを明らかにし、効果的な反撃、解決の糸口をさぐる。
目次
- 序章 危険信号
- 1 救貧院からデータベースへ
- 2 アメリカの「心の故郷」で行われた福祉給付審査の自動化
- 3 天使の街のハイテクホームレス事情
- 4 アレゲニー郡のアルゴリズム
- 5 デジタル上の救貧院
- 終章 デジタル上の救貧院を打ち壊すには
「BOOKデータベース」 より