入試改革はなぜ狂って見えるか

書誌事項

入試改革はなぜ狂って見えるか

物江潤著

(ちくま新書, 1605)

筑摩書房, 2021.10

タイトル読み

ニュウシ カイカク ワ ナゼ クルッテ ミエルカ

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注記

参考文献: p215-219

内容説明・目次

内容説明

強引に推進された大学入学共通テストは受験生やその家族をさんざん振り回したあげく、制度の欠陥や無理のあるスケジュールに批判が集中、想定した形での導入は断念された。大学受験はいわば理想の教育の体現である。けれど教育の理想像は人それぞれ。このため原理主義的に先鋭化しがちで、思想的な対立が起こりやすい。さらに今回は入試問題の現状を把握していない論者による、高校生や大学生に対する事実誤認に基づいた荒唐無稽な主張も少なくなかった。大学入試改革議論の混乱に惑わされないための視点を考える。

目次

  • 第1章 大学入試の現場
  • 第2章 推薦入試の表と裏
  • 第3章 奇妙な入試改革
  • 第4章 こうして改革は失敗した
  • 第5章 多面的な評価を多面的に評価する
  • 終章 どうして入試改革は狂って見えるのか

「BOOKデータベース」 より

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