教養としてのアメリカ短篇小説
著者
書誌事項
教養としてのアメリカ短篇小説
NHK出版, 2021.10
- タイトル別名
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アメリカ短篇小説 : 教養としての
- タイトル読み
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キョウヨウ トシテノ アメリカ タンペン ショウセツ
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注記
NHKラジオ第二「カルチャーラジオ文学の世界」で放送された「文庫で味わうアメリカ短編小説」の講座をもとに加筆・再構成し、サリンジャー「エズメに」とオコナー「善人はなかなかいない」についての書き下ろしを加えたもの
読書リスト: 各講末
収録内容
- 暴力と不安の連鎖 : ポー「黒猫」
- 屹立する剥き出しの身体 : メルヴィル「書記バートルビー : ウォール街の物語」
- 英雄の物語ではない戦争 : トウェイン「失敗に終わった行軍の個人史」
- 共同体から疎外された者の祈り : アンダソン「手」
- セルフ・コントロールの幻想 : フィッツジェラルド「バビロン再訪」
- 存在の基盤が崩れるとき : フォークナー「孫むすめ」
- 妊娠をめぐる「対決」 : ヘミングウェイ「白い象のような山並み」
- 人生に立ち向かうためのユーモア : サリンジャー「エズメに : 愛と悲惨をこめて」
- 美しい世界と、その崩壊 : カポーティ「クリスマスの思い出」
- 救いなき人生と、噴出する愛 : オコナー「善人はなかなかいない」
- 言葉をもたなかった者たちの文学 : カーヴァー「足もとに流れる深い川」
- ヴェトナム戦争というトラウマ : オブライエン「レイニー河で」
- 愛の可能性の断片 : リー「優しさ」
内容説明・目次
内容説明
「黒猫」のプルートはなぜ黒いのか?書記バートルビーはなぜ「しない方がいい」と思うのか?度重なる戦争の歴史、色濃く残る奴隷制の「遺産」等、アメリカという国、そこに暮らす人々の特異な歴史的・文化的・社会的背景を踏まえて短篇小説を読み解く。
目次
- 暴力と不安の連鎖—ポー「黒猫」
- 屹立する剥き出しの身体—メルヴィル「書記バートルビー‐ウォール街の物語」
- 英雄の物語ではない戦争—トウェイン「失敗に終わった行軍の個人史」
- 共同体から疎外された者の祈り—アンダソン「手」
- セルフ・コントロールの幻想—フィッツジェラルド「バビロン再訪」
- 存在の基盤が崩れるとき—フォークナー「孫むすめ」
- 妊娠をめぐる「対決」—ヘミングウェイ「白い象のような山並み」
- 人生に立ち向かうためのユーモア—サリンジャー「エズメに‐愛と悲惨をこめて」
- 美しい世界と、その崩壊—カポーティ「クリスマスの思い出」
- 救いなき人生と、噴出する愛—オコナー「善人はなかなかいない」
- 言葉をもたなかった者たちの文学—カーウ゛ァー「足もとに流れる深い川」
- ヴェトナム戦争というトラウマ—オブライエン「レイニー河で」
- 愛の可能性の断片—リー「優しさ」
「BOOKデータベース」 より