信濃国の南北朝内乱 : 悪党と八〇年のカオス
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書誌事項
信濃国の南北朝内乱 : 悪党と八〇年のカオス
(歴史文化ライブラリー, 536)
吉川弘文館, 2021.11
- タイトル別名
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南北朝内乱 : 信濃国の : 悪党と八〇年のカオス
- タイトル読み
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シナノノクニ ノ ナンボクチョウ ナイラン : アクトウ ト ハチジュウネン ノ カオス
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参考文献: p240-242
内容説明・目次
内容説明
約六〇年続いたとされる南北朝内乱。信濃国はさらに二〇年も長引いた。地域のなかで衝突を繰り返す悪党が全国展開した時代だが、信濃国では様相を異にしていた。当地の地域集団に光をあて、内乱長期化の要因に迫る。
目次
- 南北朝内乱が長期化した信濃国—プロローグ
- 内乱以前の信濃国(地理的環境と古代東山道;信濃国の荘園・御厨・公領;治承・寿永の内乱と信濃武士;信仰の三拠点—戸隠山顕光寺・善光寺・諏訪神社;信濃国の統治と公武政権)
- 悪党たちの胎動(鎌倉幕府の成長と北条氏;信濃国守護職を世襲した北条氏;悪党の登場とその多様性;信濃国の悪党—善光寺「寺辺悪党」)
- 建武政権の成立と崩壊(倒幕運動のなかの悪党たち;建武政権と信濃国;中先代の乱と諏訪氏;乱後の信濃国;足利尊氏の離反)
- 複雑化する南北朝内乱(室町幕府の成立;内乱の全国化;宗良親王の信濃入国;室町幕府の迷走と観応の擾乱)
- 室町幕府体制下の信濃国(幕府体制の整備と「薩〓山体制」;鎌倉府の成長;幕府と鎌倉府のはざまで—信濃国の管轄権;義兵を捧げた人びと—守護代への抵抗;大塔合戦—守護小笠原氏VS一同之一揆)
- 悪党化を超えて—エピローグ
「BOOKデータベース」 より