スポーツ根性論の誕生と変容 : 卓越への意志・勝利の追求
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スポーツ根性論の誕生と変容 : 卓越への意志・勝利の追求
旬報社, 2021.11
- タイトル別名
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スポーツ根性論の誕生と変容 : 卓越への意志勝利の追求
- タイトル読み
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スポーツ コンジョウロン ノ タンジョウ ト ヘンヨウ : タクエツ エノ イシ ショウリ ノ ツイキュウ
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注記
博士学位論文「戦後のわが国における競技者としてのアイデンティティと勝利至上主義的なスポーツ観の形成に関する研究」 (2011年提出) をベースとし、その後10年にわたる取り組みをまとめたもの
収録内容
- 近代スポーツがもたらす「必然」
- スポーツにおける「根性」の成立と変容
- ハードトレーニングと卓越への意志
- 競技者としての主体性と卓越への意志
- スポーツにおける「根性」の「いま」と「これから」
内容説明・目次
内容説明
1964年の東京オリンピックを契機とし、勝利至上主義や支配的なスポーツ観として現在も続く「根性論」とは何なのか。大松イズムや円谷幸吉の死を踏まえ、スポーツ界を超えたその影響を明らかにし、現代スポーツが抱える問題の解決への道筋を探る。
目次
- 序章 近代スポーツがもたらす「必然」—勝利至上主義という問題性(近代スポーツの論理とその問題性;スポーツにおける卓越・勝利の位置づけ)
- 第1章 スポーツにおける「根性」の成立と変容(「根性」の辞書的意味とその使用状況の変遷;東京オリンピック(一九六四)に向けた選手養成・強化と「根性」 ほか)
- 第2章 ハードトレーニングと卓越への意思—大松博文と「東洋の魔女」(「大松イズム」成立の背景;大松博文のスポーツ(バレーボール)観 ほか)
- 第3章 競技者としての主体性と卓越への意志—マラソンランナー・円谷幸吉(円谷幸吉の自死とその背景;円谷幸吉の自死の要因に関する諸説 ほか)
- 結章 スポーツにおける「根性」の「いま」と「これから」(スポーツにおける「根性」とは何だったのか;スポーツと根性の「これから」)
「BOOKデータベース」 より