ハート形のイメージ世界 : 見えるものと見えないもの
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書誌事項
ハート形のイメージ世界 : 見えるものと見えないもの
晃洋書房, 2021.11
- タイトル別名
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The imagery of hearts : visible and invisible
- タイトル読み
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ハートガタ ノ イメージ セカイ : ミエル モノ ト ミエナイ モノ
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注記
英文併記
参考文献: 各章末
収録内容
- キリストの聖心に対する信心 : 神学的図像学的研究 / テオドーロ・デ・ジョルジオ著
- ハート形 : ポルトガル海上帝国におけるハートの象徴, 図像, 芸術. 日の出に向かうハート / ヴィトール・テイシェイラ著
- 聖心への信心 : アイリッシュ・スタイル / パトリック P.オニール著
- 受肉したハート : ハートに関する中世思想の特質 / カトリーン・サンティング著
- 皇帝の身体と聖心イメージ : 佛教と中国の身体観の変容 / 塚本麿充著
- 二つの心臓 / 秋庭史典著
- 近世美学における「ハートの言語」 : バウムガルテンとカント / 杉山卓史著
内容説明・目次
内容説明
古代世界にあった精神的トポスとしてのハートは、西欧中世において血と傷への信心を受けとめる聖心のハート形へと結晶化する。同時にそれは、世俗文学が描く愛憎や、身体への科学的まなざしを巻き込みながら、万人がその意味を感受できる表象へと洗練されていく。本書は集団的統合、科学批判の象徴、感情伝達のツールとして、理性を超えてわれわれに迫ってくるハート形の秘密に迫る。
目次
- 第1章 キリストの聖心に対する信心:神学的図像学的研究(テオドーロ・デ・ジョルジオ)(サレント大学)
- 第2章 ハート形:ポルトガル海上帝国におけるハートの象徴、図像、芸術。日の出に向かうハート(ヴィトール・テイシェイラ)(ポルトガル・カトリック大学)
- 第3章 聖心への信心:アイリッシュ・スタイル(パトリック P.オニール)(ノースカロライナ大学チャペルヒル校)
- 第4章 受肉したハート:ハートに関する中世思想の特質(カトリーン・サンティング)(フローニンゲン大学)
- 第5章 皇帝の身体と聖心イメージ:佛教と中国の身体観の変容(塚本麿充)(東京大学)
- 第6章 二つの心臓(秋庭史典)(名古屋大学)
- 第7章 近世美学における「ハートの言語」:バウムガルテンとカント(杉山卓史)(京都大学)
「BOOKデータベース」 より