性差 (ジェンダー) 事変 : 平成のポップ・カルチャーとフェミニズム Feminist defense initiative : gender panic and popular culture in the Heisei era
著者
書誌事項
性差 (ジェンダー) 事変 : 平成のポップ・カルチャーとフェミニズム = Feminist defense initiative : gender panic and popular culture in the Heisei era
青土社, 2021.12
- タイトル別名
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FDI
性差事変 : 平成のポップ・カルチャーとフェミニズム
性差事変 : 平成のポップカルチャーとフェミニズム
- タイトル読み
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ジェンダー ジヘン : ヘイセイ ノ ポップ カルチャー ト フェミニズム
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注記
文献: 各章末
初出一覧: p467-468
収録内容
- キャロル狩り
- 魔法使いは誰だ!?
- 架空少女の離魂
- 少女を放つ
- 超少女の変容
- 狭間の視線
- 腐女子同士の絆
- 詩人の魂を秘めた幻視者
- 名誉男性の魔法
- すみれのジェンダー
- すみれのセクシュアリティ
- 無垢という戦術
- 彼女のロボット
- 出産と発明
- わが時の娘たちよ
- 異界と守り人
- 家畜文明論
- 大量破壊兵器に潜むジェンダー戦略
- シャンブロウ、ヘア解禁
- ハルとミク
- ダンスする仮装
- 女になったマイケル、男になったマドンナ
- マルチプレックス・ポエトリ
- もうひとつの、No man's land
- 脳内彼女の実況中継
- ディストピアの向こうへ
内容説明・目次
内容説明
ファンタジー・SF・ジェンダー…。まばゆい都会・深い森にも仕掛けられた、ジェンダー差別という抑圧の遍在。その壁を打ち破るかのように豊かに描かれた近未来の「シンデレラ・ストーリー」は、何を物語っているのか—ファンタジーやSF、アニメなど多彩な表現に、混沌とした近未来の“希望”の形と問題系を検証する。フェミニズム文化論の最新成果。
目次
- 1 「少女」の行方(キャロル狩り—鏡を通ってアリスがそこに見たものは;魔法使いは誰だ!?—宮崎駿とダイアナ・ウィン・ジョーンズ ほか)
- 2 クィア・リーディングとポリセクシュアル(腐女子同士の絆—C文学とやおい的な欲望、竹宮恵子『風と木の詩』を中心に;詩人の魂を秘めた幻視者—アーシュラ・K.ル=グウィン小伝付年表 ほか)
- 3 テクノロジーと世界の変貌(彼女のロボット—AIは性差の問題にどう切り込んだのか?;出産と発明—マッドサイエンティストのジェンダー論 ほか)
- 4 メタアイドルの時代(シャンブロウ、ヘア解禁—SFと女性性;ハルとミク—初音ミクあるいは、音楽するAIたち ほか)
- 5 ディストピアの現在形(もうひとつの、No Man’s Land—貴志祐介『新世界より』を読む;脳内彼女の実況中継—笙野頼子の反テクスチュアル・ハラスメント闘争 ほか)
「BOOKデータベース」 より